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PeakDesign ピークデザイン キャプチャーV3 CP-BK-3 レビュー

PeakDesign キャプチャーV3 CP-BK-3

PeakDesign キャプチャーV3 CP-BK-3

2019年夏以降、これまで使用していた「コットンキャリア・ストラップショット」から「PeakDesign ピークデザイン キャプチャーV3 CP-BK-3」に装備を変更しました。

今回変更した理由は以下の3点。

  • ザックのショルダーベルト以外に腰のベルトにも装着可能な点
  • コットンキャリア・ストラップショットよりも小型化
  • コットンキャリア・ストラップショットよりも見た目がかっこよさそうな点

PeakDesign ピークデザイン キャプチャーV3 CP-BK-3のレビュー

ピークデザイン キャプチャー CP-BK-3装着イメージ

まずは、アマゾンのレビューを紹介。結論から述べるとレビューでは絶賛されています。その代表的なものをピックアップしてみました。

  1. バックから取り出すストレスが無く、素早く撮影できるので、撮影枚数が格段に増えました。
  2. カメラ自体も安定してバックパックを使うのであれば、ストラップよりぜんぜん使いやすい。
  3. ストラップのようにブラブラすることもなく、岩場でも両手が使えて便利。ただザックのショルダーベルト幅には注意が必要。60mm幅でギリギリ、70mm幅になるとそのままでは入らない。
  4. 前バージョンV2からの買い替え。スリムになって、ゴツさがなくなった。しかし、横幅が小さくなったことで、バックパックのストラップにつけられないことも。
  5. バッタ物と悩んだ末にピークデザインの物を購入。買って正解でした。本当に便利です。
  6. カメラを外す際に押すボタンは場所的にちょっと押しづらさを感じる。

まず、1と2に関してはカメラバックやストラップとの比較なので、これは「コットンキャリア・ストラップショット」でも同じことが言える。3と4は「ピークデザイン キャプチャー」の前モデルV2との比較について書かれている。小型化したことで、ザックのショルダー幅によっては装着できないようだ。

5のバッタ物とは、安価な模造品「Excellence カメラ クイックリリース」のことを指している。実は筆者も当初はこちらを購入したが、初回でカメラからクイックリリースが抜けなくなり、外すのに苦労したため正規品に買い替えた経緯がある。

「コットンキャリア・ストラップショット」はひねって取り外すタイプだったが「PeakDesign キャプチャーV3 CP-BK-3」は、ボタンを押して取り外す点に違いがある。6は、そのボタンが押しづらく取り外しにくいという感想。

PeakDesign ピークデザイン キャプチャーV3 CP-BK-3の使用感

ピークデザイン キャプチャー CP-BK-3装着イメージ

実際に使ってみた使用感をまとめてみた。

・着脱に引っ掛かりを感じるときがある。
上記レビューにも書かれていたカメラを外す際のボタンもそうだが、登山の終盤で着脱に引っかかりを感じることがある。潤滑油で手入れすればまた元に戻るが、着脱のスムーズさに関しては「コットンキャリア・ストラップショット」に軍配が上がる。
・たまにロックがかかってしまう。
着脱の時に手が触れてしまうのか、たまに意図せずロックがかかってしまう。
・カメラの落下防止策が施されていない。
カメラの落下防止策はデフォルトで施されていないため、自前で行う必要がある。ひとまずネックストラップを装着しているが、落下防止ストラップと一体になっていた「コットンキャリア・ストラップショット」よりも安全面では劣る。
・ショルダーベルトと腰ベルトで使い分けができて便利。
ショルダーベルトと腰の装着を状況に応じて使い分け可能な点は便利。例えば上りでは腰ベルト、下りではショルダーベルトなど。

ショルダーベルトvs腰ベルトどちらが便利か?

今回「PeakDesign キャプチャーV3 CP-BK-3」を購入した理由の一つは腰ベルトに装着できるため。しかし、実際に登山で使ってみたが、ショルダーベルトに装着するときと比較してデメリットが多いと感じたのでまとめておく。まずはメリットから。

メリット

・見た目のスマート感。
ショルダーベルトに比べて、見た目のゴツゴツ感がなくなりスマートに見える気がする。こざっぱりしているというか、自然というか、まあそんな感じです。

デメリット

・長時間の装着は、カメラの重みで腰が締め付けられて痛くなる。
腰に装着する場合、カメラの重みを支えるため、ベルトをきつく締める必要がある。そのため、登山終盤は肌とベルトとの摩擦で、肌が炎症をおこし痛みを感じるときがある。
・歩行の際にカメラが気になることも。
装着している側の足を前に出したとき、太もも部分にカメラが触れ煩わしく感じることがある。
・転倒したときの破損リスクが高い。
転倒して腰を打つとカメラを破損する可能性がある。
ピークデザイン キャプチャー CP-BK-3装着イメージ

特に最後のデメリットはカメラの破損につながるため致命的。現に、装着2回目で転倒してフードを割ってしまった。下手したらレンズが割れていた可能性もあるので、不幸中の幸い。

改めて比較してみると、ショルダーベルトに装着するタイプはよく考えられていると思う。胸元は転倒してカメラを破損する可能性は低いし、歩行の妨げにもならない。ベルトに比べて肌の炎症もおこりにくい。

おすすめの使用方法は、転倒しにくい登りでは腰ベルト、長時間使用で腰に痛みがでないように、下りではショルダーベルト。この方法なら、デメリットを軽減できる。もしくは最初から最後までショルダーベルトに装着するか。

なお腰ベルトにはそのままでも装着できるが、横向きで使いにくいため、オプション品の「PeakDesign ピークデザイン プロパッド PP-2」の購入がオススメ。

以上「PeakDesign ピークデザイン キャプチャーV3 CP-BK-3」に関する記事でした。

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