北アルプス白馬岳の山小屋「白馬山荘」の評判と感想
白馬山荘データ
白馬山荘基本データ | |
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場所 | 白馬岳頂上直下 |
宿泊料金 | 1泊2食:11,000円、素泊まり:7,500円 |
営業期間 | 6月下旬~10月末 |
収容人数 | 定員800名 |
予約 | 原則要予約 |
水場 | 水場はなし。宿泊者には雨水か雪渓の水を無料で提供。 |
テント場 | なし |
消灯時間 | 21:00 |
割引制度 | 小学生、幼児は割引あり |
その他 | お弁当:1,300円、個室あり。 |
ホームページ | https://www.hakuba-sanso.co.jp/ https://www.facebook.com/hakubasanso/ |
※データは宿泊時の情報です。最新情報は山小屋のホームページなどでご確認ください。
その他白馬山荘の情報
明治38年(1905年)開業。株式会社白馬館が運営しており、白馬山荘以外に、白馬鑓温泉小屋、白馬大池山荘、栂池ヒュッテ、五竜山荘、キレット小屋、白馬尻小屋、などの山小屋も運営している。
収容人数800名の、日本最大級の山岳宿舎。建物は1号館、2.3号館と分かれており、1号館には「レストランスカイプラザ白馬」も併設されている。
夕食時間17:00~ 到着順で割り振られる。朝食は5:00~ 先着順。食堂は二号館にある。
白馬山荘の評判
口コミサイトを中心にリサーチしましたが、ネットでの評判は良い評判ばかりでした。
そんな中でも、ポジティブな口コミとしては「ロケーションが良い」「景色が良い」「山小屋がきれい」「施設の大きさ」「設備が充実」などの、意見が多かったです。一言でまとめると「山小屋の快適性」を称賛していている口コミが多かったです。
■ 白馬山荘に関するブログ
白馬山荘の感想
■ 宿泊料金は高め
北アルプスの山小屋では一般的な価格だが、一般的な山小屋の料金と照らし合わせると価格はちょい高め。
■ 展望に恵まれている
山頂近くの山小屋のため、展望には恵まれている。近くの山では白馬三山の杓子岳・鑓ヶ岳、晴れていれば遠くに剱岳も見える。小屋前のベンチや「レストランスカイプラザ白馬」から、景色を楽しむことができる。
■ システマティックで接客対応もしっかりとしている
スタッフと交わる機会はあまりなかったが、株式会社白馬館という会社組織が運営しているのでシステマティックで接客対応もしっかりしている印象。また、白馬山荘の近くに白馬岳頂上宿舎もあり、競争原理が働いていることも要因の1つかと。
■ 食事は普通
夕食は大皿のプレートに、味噌汁、小鉢、ご飯がついてくる。昨今は山小屋の食事のレベルも上がってきているので、相対比較するとクオリティとしては普通レベル。食事の味自体は美味しかったです。
■ 全体的にこぎれい
現在の建物は1号館が、1962年(昭和37年)2.3号館が1963年(昭和38年)に建築されている。掃除が行き届いているためか、小屋内は比較的きれいだった。
■ 収容人数800名のため予約がとりやすい
実は山小屋の予約は数日前に行ったが、他の山小屋の予約がすべていっぱいで断られていた経緯がある。当日、山小屋の中を観察すると使われていない部屋がまだまだあったので、予約は非常に取りやすい山小屋かと思われる。
■ 寝具は1人1組で、詰め込まれる心配はない?
今回は、コロナ感染症の影響で登山者同士の間隔は人1人分あけられていたが、この広さなら平時でも詰め込まれる心配はなさそう。調べた限り、1人1畳、寝具は1人1組は確保してくれるようだ。また女性専用の小部屋(6畳)もあるようだ。
■ 屋内に自炊スペースあり
屋内に自炊スペースがあるため、夕方暗くなってからでも安心して自炊ができる。
■ 生ビールがある
燕山荘グループの山小屋でもあったので、北アルプスでは珍しくないのかもしれないが、生ビールの存在はお酒を飲む登山者にとっては、めちゃくちゃ嬉しいサービス。
■ 白馬山荘の感想まとめ
白馬山荘の評価 | |||||
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立地 | 建物 | 料金 | |||
接客 | 食事 | 水場 | |||
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総合 |
料金面以外はすべて平均以上の評価で、ネットでの口コミと同様の感想だった。
今回はコロナ感染症の影響で、寝床にも十分なスペースが確保されていたので、就寝時も快適でした。ただ、コロナ感染症の影響で、会話がはばかられ、小屋内で登山者同士の会話がほとんどできなかったのは残念だった。施設が充実しているので、ソロよりもグループ登山で利用したときのほうが、満足度はもっとアップしそうな気がする。料金面は同様に北アルプスの相場的には妥当な価格だと思うが、評価的にはこうなってしまう。
以上、白馬山荘の感想でした。
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