南アルプス北沢峠の山小屋「仙水小屋」の評判と感想
仙水小屋データ
仙水小屋基本データ | |
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場所 | 北沢峠と仙水峠の中間 |
営業期間 | 通年? |
料金 | 1泊2食7,000円 1泊素泊4,000円 |
収容人数 | 30名 |
予約 | 完全予約制。 |
水場 | あり |
テント場 | あり。約11張。 |
消灯・食事 | 夕食16:30、朝食4:00または4:30。(季節によって異なる)消灯時間は19:00。 |
その他 | 宿泊者以外の食事提供や、バッジ販売などはありません。 |
ホームページ | 南アルプスNET |
※データは宿泊時の情報です。最新情報は山小屋のホームページなどでご確認ください。
その他仙水小屋の情報
仙水小屋は南アルプスの北沢峠と仙水峠の中間地点にある山小屋で、主に甲斐駒ヶ岳、栗沢山、アサヨ峰などに登る場合に利用される。近くには長衛小屋、こもれび山荘、大平(おおだいら)山荘などがある。
完全予約制の山小屋で、繁忙期でも詰め込まれないことが特徴。ただし、自分が宿泊したときに1名、予約なしの飛び込みで泊まっている方がいた。完全予約制と聞いていたが、余裕があれば予約なしの宿泊者も受け入れているようだ。でも、寝室は満室だったので、1人食堂で寝ておられました。寝室は満室で狭いので、食堂のほうが広々して逆に快適だったかもしれない。
仙水小屋の入口には宿泊者以外は敷地内立入禁止の看板がかかっている。看板は強い語気で書かれているため、宿泊者以外には冷たい、排他的な印象を受ける。自分は宿泊者だけど、この看板にはちょっと引いた。トイレも宿泊者以外利用不可となっているが、実際には宿泊者以外で利用している人も、ちらほら見受けられた。
建物の構造は、メインの建物入ってすぐに食堂があり、食堂が談話スペースも兼ねている。寝室は食堂の裏手。2階建ての建物で、1階2階ともに15名ずつ寝られるようになっている。
従業員は5~6名と小屋の規模に対して従業員は多め。従業員さんは全員中高年者(1人若い人がいたかも)で、1人女性もおられました。
仙水小屋の評判
口コミの数は多くはありませんが、少し見つけることができました。口コミの内容は概ね好意的な内容が多く、特に料理に関して評判が良いようです。批判的な書き込みはありません。
■ 仙水小屋の評判について書かれているサイト
- [ランニングのちごはん、ときどき山]お刺身を食べに南アルプスへ(1日目)
- [ヤマレコ]バスで行く甲斐駒ヶ岳(仙水小屋泊)
- [たびblog*⋆⋈はじめての世界一周⋈*⋆]私の常識は山小屋の非常識
- [フォートラベル]南アルプスデビュー★女王様と貴公子に会ってきました(2)
仙水小屋の感想
■ 建物は少々古い
建物はやや老朽化が目立つ。詰め込まれないことが特徴の山小屋だが、寝室は大部屋ではなく10畳ぐらいの小部屋なので、開放感は低い。
■ 夕食のお刺身は・・・
仙水小屋の食事で最大の特徴は、夕食にお刺身が出ること。山の食事で日持ちしないお刺身を提供するのは確かに珍しい。ネット上では「珍しい」「美味しい」という意見が多かったこのお刺身だが、自分の感想は微妙。1カ月とか山に長期間滞在するならまだしも、山でお刺身を食べる意義が感じられず。海がない山梨の山奥で、お刺身を提供するそのこだわりには感服させられるが、個人的には山でとれた旬な山菜とかの方が嬉しい。
■ 少々とっつきにくい面もあるが、従業員さんの人柄は良い
従業員は50~60代前半ぐらいの中高年の男性が中心で、小屋の規模に対して従業員数は多い。いかにも山の男って感じの朴訥な方が多く、最初は取っ付きにくい印象だったが、よくよく話すとそうでもない。翌日は雨のため山行中止となり、バスが出る昼前まで食堂のスペースで雑談していたが、山の話を色々教えてもらいました。昼前まで小屋にいたので迷惑だったかもしれないが、最後までおもてなし頂き大変有難かった。
■ おもてなしの心あり
朝食の時間が3時30分と早いのは、仙水峠からのきれいな朝日を見て欲しいという管理人さんの気遣いらしい。自分の時は翌日大雨だったため、朝食時間は5時に変更された。このあたり、登山者目線で臨機応変に対応してくれる点は有り難い。
また、他登山者のブログから、天気の良い日であれば夕食を外のベンチで食べるときもあるようだ。これもおもてなしの心あっての対応。
■ 仙水小屋感想まとめ
仙水小屋の評価 | |||||
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立地 | 建物 | 料金 | |||
接客 | 食事 | 水場 | |||
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総合 |
客層は年配の方が多かったので、雰囲気渋めの山小屋。建物は優劣をつけるため”やや悪いマーク”にしたが、「少し古いかな?」ってぐらいで、許容範囲内。
入口の警告看板から、宿泊者以外をぞんざいに扱うような印象を受けたので、管理人は金の亡者か偏屈親父かと警戒したが、そんな心配は無用だった。正直、なかには少々偏屈な方もいたけど、そんな方を含めても人柄の良い方ばかりだと感じました。
それにしても、あのツッケンドンな警告看板は結構損をしている気がする。あの看板見た登山者は、今後北沢峠の山小屋で宿泊する機会があっても、仙水小屋を敬遠しそうな気がするので、もったいない気がします。
以上、仙水小屋の感想でした。
甲斐駒ヶ岳レポート
投稿されたコメント
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ロープ看板は登山者のマナー低下が一因だと聞いたことがあります。以前トイレ我慢できないときに小屋番さんにお願いしたら快く使わせてもらえましたよ。小屋番さんは登山者にしっかりコミュニケーションを取ってもらいたいのだと思います。
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仙水小屋は甲斐駒ヶ岳から下ってきたときに、一番早く通過する山小屋ですからね。
トイレ我慢してて、駆け込む人が多いんでしょうね..。登山者のマナー低下の背景も、そういう地理的に事情もあるかもしれませんね。 -
此処はホントあのロープと看板が勿体無い
ヘリの使用を抑えて、肉体派の小屋番が色々担ぎ上げてるから
料金も抑えられてるし、小屋番の方々も話すと気さくな山男ばかりなのに・・ -
仙水小屋、いい山小屋ですよね。
小屋番の方々も寡黙な雰囲気なんですが、話しかけると気さくに応えてくれました。
コメント