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火打山・妙高山の山小屋「高谷池ヒュッテ」の評判と感想

高谷池ヒュッテデータ

高谷池ヒュッテ基本データ
場所 火打山の山頂まで約1時間30分 妙高山の山頂まで約3時間20分
料金 1泊2食7,200円、1泊夕食6,150円、1泊朝食のみ5,650円、素泊り4,600円
収容人数 定員48名
予約 要予約
水場 あり。ただし要煮沸。
テント場 あり
消灯/食事時間 消灯20:00/夕食17:30、朝食6:00(積雪期はAM 6:30、7・8月はAM 5:30)
その他 バイオトイレ、基本的に詰め込まれることはない。
ホームページ ホームページ予約ページFacebookページ

その他高谷池ヒュッテの情報

高谷池ヒュッテの外観

高谷池ヒュッテの外観

高谷池ヒュッテは2016年10月現在、1階部分とトイレの改修工事を行っている。その関係で1階は食堂兼休憩スペースのみ。1階奥に部屋があるようだが、回収工事中。2階は大部屋の寝室。ホームページでは蚕棚と表現されているが、山小屋によくある2段式ベットの大部屋。3階は工事関係者の寝室となっていた。なお、工事期間中でなければ3階も宿泊者の寝室として使用されている模様。

1階の食堂兼休憩スペースにはテレビが設置されている。トイレは改装工事中のため、仮設トイレが設置されていた。 高谷池ヒュッテでは、使用後のトイレットペーパーや生理用品は、各自で持ち帰りをお願いしている。また、空き缶、空きペットボトル、カップ麺容器などは小屋で購入したものでも、引き取り回収を行っていないため、各自で持ち帰る必要あり。
従業員は山小屋の管理者とアルバイトの2名のみ。

基本、宿泊には予約が必要。当日予約なしで泊めてくれるかは不明。雰囲気的には、泊めてくれたとしても相当嫌がられそうな感じ。宿泊予約は杉野沢観光協会が行っている。予約時に山小屋着15時必着を半ば強制的に約束させられる。

高谷池ヒュッテの評判

高谷池ヒュッテ1階

高谷池ヒュッテ1階(食堂兼談話スペース)

高谷池ヒュッテのネットでの評判だが、突出して良い評判、悪い評判はなかった。ただし、上記の赤文字部分は理解した上で宿泊した方が良い。その点に関して、管轄市区町村にクレームメールが届いていたようなので。※詳細は下記「やましんの独り言」参照

■ 悪い評判とそれに対する反論

■ 好意的、または参考になるブログ

高谷池ヒュッテの感想

利用日:2016年10月21日(金) 申込内容:1泊2食付き 1ヶ月ほど前に予約

■ 猛烈に予約がとりにくい

杉ノ沢観光協会の予約ページにある、予約状況のわかるカレンダーで確認すると、概ねシーズンを通して土日なら1ヵ月以上前、平日でも早めに予約しないと満室で予約できない。これは施設の改修工事が影響しているのかもしれないが、少なからず自分がチェックしている2015年8月以降は、このような状況が続いている。特に土日の予約は相当とりにくい。自分の場合も土日がとれないため、なんとか休日にくっつけられる金曜日に有給を取得して宿泊した経緯あり。

ちなみに、予約はWebフォームより電話申し込みが最優先されるようだが、電話で予約すると「氏名、連絡先、申込み内容、登山口、小屋到着時間」以外に年齢や住所、コース詳細まで事細かに聞かれる。

■ 予約がとりにくい割にスカスカ

高谷池ヒュッテ2階

高谷池ヒュッテ2階(寝室の大部屋)

予約がとりにく山小屋だった割には、当日山小屋に到着してみると寝床はスカスカ。改修工事中のため、寝室は2階のみを使用していたが、2段ベットの上段はカラ。下段でも、両隣に1人分の余裕スペースができるほどのゆったり感。なんか、予約が取れずにわざわざ金曜日に有給取ってきたのに、釈然としない想い。

ちなみにWeb上で今シーズンの営業日はすべて満室になっていたので、この日も満室という扱いの筈。概ね20人ほどの宿泊者だったので、約半数の人数で打ち止めにしてるようだ。予約が取りにくい原因はコレだろう。何故半数の人数で満室としているかの理由は、改修工事が影響しているのか、詰め込みたくないという管理人のこだわりなのか、真相は不明。

しかし反面、予約さえ取れれば、詰め込まれることはなく、ゆったりとした時間を過ごせる。

■ 小屋着15時を強硬に約束させられる

小屋15時着の約束は、かなりの強硬姿勢で、それがお約束できないならご予約は承れません的な勢い。赤倉登山口から登る場合、朝一の電車とタクシーで乗り継いでも、標準コースタイムで高谷池ヒュッテには15時着できない計算。そのため予約時に、15時到着できない可能性を伝えるも、「当日に電話で遅れる旨を連絡ください」の一点張り。宿泊予約の受付は杉野沢観光協会が行っているが、まさにお役所仕事。(役所だけど)

山中のため、当日に電話が繋がる保証はない。電話連絡がない状況で17時を過ぎると、捜索活動の対象になると半ば脅しに近い発言も飛び出る。実際17時を過ぎてもすぐに捜索活動はしないと思うが、万が一捜索活動が始まり、捜索費用を請求されたら、たまったものではない。赤倉登山口から登る場合、標準コースタイムで15時着できないが、「他の登山者はどうしているのか?」と食い下がるも、「宿泊者の大半は笹ヶ峰登山口から登っており、妙高高原から登る登山者は殆どいない」とのこと。要約すると、高谷池ヒュッテに泊まりたいなら、妙高高原からは登るなってことですかね・・。

あくまで印象だが、高谷池ヒュッテの管理人は、そこまでこの15時着にこだわっているように見えなかったので、受付の杉ノ沢観光協会が安全面を考慮し過ぎて、暴走しているだけかもしれない。まあ、予約がとれない山小屋なので、「納得できない人は泊まらなくてもいいよ」というスタンスなのかもしれないが。ちなみに、安全面を考慮しての15時着だと思うが、予定コースタイムを巻いて登らなければならないため、かえって危険度が増したし、焦って登ったのでしんどかった。

■ 宿泊料金は安い

1泊2食付きで7,200円は、他の山小屋と比較してもリーズナブルな料金設定。南アルプスで人気の山小屋だと9,000円ぐらいの料金設定が相場だし。

■ ロケーションが良い

ネットでの高谷池ヒュッテの感想で多かったのは「ロケーションが良い」や「夕日がきれい」。確かに周辺の雰囲気はとても良い。ちなみに、夕日に関しては、歩いて15分ほどの場所にある天狗の庭まで行くことを、NHK「にっぽん百名山」でおすすめしていた。

■ 接客は普通に良い

予約時点からバリバリ不信感があったので、山小屋の接客も悪いと想定していたが、予想に反して悪くなかった。管理人、スタッフともに寡黙な山の男という感じで、決して気さくなタイプではないが、質問したらきちんと教えてくれるし、話し方も丁寧。少なからず、山小屋でたまにある”泊めてやってる感”のような威圧感はない。

■ 食事は微妙・・・

夕食はハヤシライスとカレー。皿にダブル盛りして食べるのが通例らしい。朝食は八宝菜。ネットで情報を集めた限り、メニューはこのパターンしかないようだ。

山での食事という観点や、料金と勘案すれば妥当とも思えるが、食事だけで他の山小屋と比較するとやや劣る。朝食の八宝菜はレトルトチックだったし。食事が美味しい山小屋もたくさんあるので、あくまで相対的な評価です。

高谷池ヒュッテの夕食

高谷池ヒュッテの夕食「ハヤシライス」

高谷池ヒュッテの朝食「八宝菜」

高谷池ヒュッテの朝食「八宝菜」


■ 高谷池ヒュッテ感想まとめ

高谷池ヒュッテ評価
立地 良い 建物 普通 料金 良い
接客 普通 食事 悪い 水場 普通

総合 登山道

最も不満だったのは15時着を強硬に迫られた点なので、もう少し融通を利かすなど臨機応変な対応をしてほしい。また、予約がとりにくい事に対して、当日スカスカだった点も、空いていて嬉しい反面、なんか釈然としない。

予約時の印象は悪かったが、山小屋自体は悪くない。立地的には頸城山塊を縦走するなら重要な役割を果たす山小屋で、高谷池というローケーションも良い。建物は普通にきれい。トイレは仮設だったが、改修中のトイレはバイオトイレらしいので、改修工事が終われば、きれいで使いやすいトイレになると思う。食事は悪いマークにしたが、あくまで相対評価のため、大いに不満があった訳ではない。水場は近くにあるが、煮沸が必要な点に難あり。一度煮沸しないで飲んでみたが、生臭い味がしたので、やはり煮沸するか携帯用浄水器などを通して飲んだほうが良い。

他登山者の感想で多かったのが、自炊設備の充実。自分は使わなかったが、ガスコンロは使い放題、鍋や食器もレンタル可らしい。高谷池ヒュッテは自炊が基本の山小屋との情報もあり、そのため、あまり食事には力を入れていないのかも。

他山小屋と比較して注意すべき点は、空き缶・空きペットボトル・カップ麺容器などは小屋で購入して出たゴミも各自持ち帰り、使用後のトイレットペーパーなども各自で持ち帰る点。上記で紹介した「悪い評判」もこの点に関して書かれていたが、まあルールなので仕方ない。事前に心構えをしていれば問題ないと思うが、大の使用済みトイレットペーパーの持ち帰りには、抵抗ある人も多いかも。

上記の赤文字部分を理解した上で、立地や接客、料金など総合して普通に良い山小屋です。食事にこだわりたいなら自炊設備が整っているようなので、自炊しましょう。

以上、高谷池ヒュッテの感想でした。

高谷池ヒュッテ2階バルコニーからの風景

高谷池ヒュッテ2階バルコニーからの風景

高谷池ヒュッテ近くの水場

高谷池ヒュッテ近くの水場

妙高山・火打山登山レポート



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