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登山で重宝するスマホの登山用GPSアプリ

警察庁生活安全局地域課が発表した「平成25年中における山岳遭難の概況」によると、山岳事故のダントツ1位が「道迷い-41.8%」。続いて「滑落-17.0%」「転倒-14.5%」と続く。この道迷いは、老若男女を問わず、また低山から高山に関わらず、誰しもが遭遇する可能性をはらんでいる。

そんな、道迷いのリスクを最小限まで低く出来る最強のアイテムがある。それが登山用GPS!まず、手軽に導入できるのがスマホ用アプリの登山用GPS。

登山用GPSアプリの機能と特徴

登山用GPSアプリ

スマートフォンの普及により、近年は登山用GPSがより身近になっている。スマホの端末を利用できるので、機器を改めて購入する必要がなく、アプリ自体も無料のものが大半。一部地図は有料の場合もあるが、比較的安価で購入できる。登山用GPSを検討している方は、まずは登山用GPSアプリを使ってみると良い。

その登山用GPSに共通している基本機能から紹介。
電波の受信しない山中でも利用可
実はGPS自体は衛生なので、電波の届かない山中でも受信できる。ただし、電波が届かないため、通常は地図が表示されない。登山用GPSアプリの場合、事前にスマホ内に地図を保存しておけば、地図とGPSの位置情報を照合し、現在地を特定してくれる。
GPSロガー機能
GPSロガーとは、GPS衛星を利用し移動した経路を記録(ログ)する機能。
予定ルートをスマホで表示
事前に予定ルートを作成し、アプリに取り込んでおけば、地図上に予定ルートと現在地を照合できる。

代表的な登山用GPSアプリ

それでは、代表的なアプリを4つ紹介する。どれも基本機能は兼ね備えているが、地図の有料・無料、地図の縮尺、機能性、有料プランの有無など、微妙な違いがあるため、それぞれの特徴をまとめてみた。

なお、地図の縮尺「2万5千分の1」「5万分の1」の違いがわからない方は「登山で国土地理院2万5千分の1地図を持参する理由とメリット」の記事も併せてご参考ください。

山と高原地図アプリ
「昭文社」発行の山と高原地図のアプリ版。アプリ自体は無料だが、地図は別途500円で購入する必要がある。縮尺は山と高原地図がベースのため、コースタイムや山小屋・水場などの情報も記載されているが、縮尺は5万分の1となる。
ヤマレコMAP
国内向けに国土地理院2万5千分の1地図を保存できる。ルートの保存やGPSロガーなどの基本機能も兼ね備えている以外に、「みんなの足跡」機能でヤマレコMAPを利用している他ユーザが何処を歩いているか確認できたり、「いまココ」機能で現在位置を家族と共有できるなど、他のアプリにはない独自機能を兼ね備えている。
YAMAP
無料の会員登録さえすれば、専用地図を無料でダウンロード可能。地図の大半は国土地理院2万5千分の1地図を元にしたもので、コースタイムや山小屋・水場などの情報も記されている。フルカラーの地図をダウンロードしたい場合はプレミアム会員登録が必要。プレミアム会員登録料は、1年間4,800円。(1週間や1ヶ月、3ヶ月など短期間のプランもあり) 登山用GPSアプリの提供だけでなくコミュニティ系のコンテンツも充実。わからないことは気軽に掲示板で、質問することもできる。
Geographica(ジオグラフィカ)
専用地図がある訳ではなく、インターネット上から地図を取り込んで(キャッシュして)使用する。無料では、トラックの記録回数5回、キャッシュの容量100MBなど制限はあるが、別途960円(月額ではなく一度購入すれば良い)で機能制限解除を行えば、フル機能で使用することができる。

ヤマレコを利用しているなら、ストレートに「ヤマレコMAP」。それ以外の場合は「YAMAP」か「Geographica」が無難だろう。「YAMAP」は2万5千分の1地図(一部で5万分の1地図しかない山域もあり)で、コースタイムやコースのポイント情報も記載されている専門地図を無料で入手できる点が、大きなメリット。

なお、紙での登山地図として、絶対的な知名度を誇っている山と高原地図だが、アプリに関しては少々劣勢。他アプリが無料なだけに、地図の縮尺も5万分の1で、地図が別途500円というのがやはり痛い。

アプリ個々の実体験による感想については、検証の上、今後別記事でアップしていきます。

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興味があれば関連記事もご覧ください。
登山専用GPS機器は最強のアイテム!【Garmin eTrex20xJ】

コメント

 投稿されたコメント

  • 何度もありがとうございます。
    YAMAPのところ少し言葉足しました。

    あと「他アプリが無料なだけに、地図の縮尺も2万5千分の1」
    ⇒ この部分はおそらくキャッシュですね。更新ボタン押して頂ければ直ると思います。

  • なんどもすみませんが、この辺も間違ってますよ。

    『ヤマレコを利用しているなら、ストレートに「ヤマレコMAP」。それ以外の場合は「YAMAP」か「Geographica」が無難だろう。「YAMAP」は国土地理院2万5千分の1地図で、コースタイムやコースのポイント情報も記載されている専門地図を無料で入手できる点が、大きなメリット。

    なお、紙での登山地図として、絶対的な知名度を誇っている山と高原地図だが、アプリに関しては少々劣勢。他アプリが無料なだけに、地図の縮尺も2万5千分の1で、地図が別途500円というのがやはり痛い。

  • ご指摘ありがとうございます。すいません「2万5千分の1」と「5万分の1」の記述が、見事に全てまるまる逆になってましたね。大変失礼いたしました。すぐに修正いたしました。m(__)m

  • もしかして、5万分の1と2万5千分の1では、5万分の1の方が細かいと理解してます?逆ですよ。

    山と高原地図の地図は5万分の1です。なので等高線は20m間隔です。YAMAPは基本的には5万分の1ですが、最近は一部山域で1/25000になってきています。5万分の1地図は細かい地形を見られず、地図読みの点では不利です。

    ヤマレコMAPは国土地理院の1/25000地形図を利用できます。ジオグラフィカもヤマレコMAP同様に国土地理院の1/25000地形図ですね。等高線の間隔は10mごとなので、細かい地形も読むことが出来ます。

    という事で、地図に関する情報が色々間違っているので、確認していただけるとよろしいかと思います。

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