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登山でGPS専用機器は最強のアイテム?!【Garmin eTrex20xJ】

前回の記事「登山で重宝するスマホの登山用GPSアプリ」でスマホ用の登山用GPSアプリを紹介した。スマホ用GPSアプリ以外に、専用品として登山用GPSも販売されている。厳密には登山用専門ではなく、アウトドア全般での使用を前提としたもの。

自分が購入したのは「Garmin eTrex20xJ日本語版」と「日本登山地形図(TOPO10MPlusV3)」のセット品。日本登山地形図は、山と高原地図をベースデータとし、国土地理院二万五千分の一地形図データを付加した全国版地形図データ。GPS自体の特徴などは前回の記事を参考にしていただくとして、スマホGPSアプリとGPS専用機器の比較をまとめてみた。

スマホGPSアプリとGPS専用機器の比較

スマホGPSアプリ GPS専用機器
精度・感度 サンカク
専用品に比べれば劣る
マル
良い
見やすさ マル
画面も大きく見やすい
バツ
画面が小さく見にくい
使いやすさ サンカク
アプリによる※
バツ
使いにくい
電池 サンカク
約8時間~※
マル
約16~25時間※
価格 マル
アプリは無料(一部有料プランあり)
バツ
3万円以上と価格は高い
※電池のもちは機種やモードによって異なり、使いやすさもアプリによって異なります。

最もネックとなるのは価格面だと思うが、英語版・中国版の並行輸入品だと単体3万円弱で購入できる。ただし、当然ながら説明書は日本語ではない。並行輸入品でも日本語化する手段もあるようだが、自分で調べて自己責任の元での作業となる。

さて、上記比較表を見比べると、「スマホGPSアプリの方が良くない?」ってことになりそうだが、実際GPS専用機器を購入したユーザレビューを確認すると、かなり満足度が高い。比較表ではこれほど劣勢なGPS専用機器の満足度が高い理由とは・・・。

GPS専用機器の満足度が高い理由

Garmin eTrex30xJ

ショッピングサイトの商品レビューなどを元に満足度が高い理由をまとめてみた。

精度と早さ
スマホ用GPSアプリと違い、現在地を計測する精度の高さと、その早さにメリットを感じているユーザが多い。早さにおいてはスマホ用GPSのように、スリープモードや画面ロックを解除する必要がなく、コールドスタンバイ状態でも即座に位置を確認できる。また、精度面ではGPSにおけるコア機能であり生命線でもあるため、やはり最重要となる要素。
電池が長持ち
1泊2日なら予備なし、2泊3日なら単3電池予備2本で事足りる。電池が長持ちということ以外にも、単3電池で動くというのがスマホ用との大きな違い。電池は充電用電池を使うのがおすすめ。電池の費用もかからず、電池の残量も計算しやすい。
防水性・耐久性
ハードな登山にも耐えられるタフなボディと防水性を兼ね備えている。自分の場合、今のところは雨天での使用もなく、登山中はほとんどザックに収納しているため、それほどありがたみを感じたことはないが、屋外で使うことを考えると重要な要素。

スマホ用GPSの場合は、スマホの充電がなくなればスマホ自体が使えなくなる。つまり、スマホのバッテリーがなくなれば、万が一の時にはGPSも使えず、電話もできずインターネットも繋がらないという境地に陥る。そのため、GPS機能とスマホは別にしておきたいので、その点でのメリットもある。そのような観点も踏まえ、連泊になればなるほど、単3電池で動く専用機のメリットは増すだろう。

逆に欠点として挙がっているのは、使いにくさ。具体的な項目を下記に挙げてみた。

GPS専用機器「Garmin eTrex20x」の欠点。

Garmin eTrex20xJGPS専用機の代表的な商品「Garmin eTrex20x」を元に、使いにくさに関する内容をまとめてみた。
地図ソフトとの連動
ソフトウェアをアップデートしたり、地図を使いこなせるようになるまで少々ハードルが高い。
画面
スマホよりも画面は小さく、タッチパネルにも対応しておらずサクサク動かない。
マニュアル
GARMINはアメリカの会社のためか、日本語版の付属マニュアルが説明不足でわかりにくい。GPS機と地図は別々のメーカーのため、一貫した説明書がないことも原因の1つ。

これらデメリットは、使えば使うほど気にならなくなるため、購入したての頃は戸惑うかもしれないが、そのうち慣れる。

また、ハード面に関しては、軽量化の時流から取り残されているという意見もある中、野球のボールを持つように握るため、スマホよりも持ちやすいという意見もあった。

GPS専用機「eTrex20xJ」と「eTrex30xJ」の比較。

Garmin eTrexシリーズには「eTrex20xJ」「eTrex30xJ」の2種類がある。「J」は日本語版のため、並行輸入品に「J」は付いていない。「x」が付いていないタイプは旧モデルのため、購入する場合は間違わないように。

この2種類の違いは、電子コンパスと気圧高度計の機能が付いているかのみ。コンパスは別に持参しているだろうし、気圧高度計は「eTrex20xJ」でも現在地の情報を元に高度は計測できる。その違いだけで2万円近くも差があるので、お金に余裕がある人以外は「eTrex20xJ」で十分事足りる。

価格も高く、使いこなせるまでには時間はかかったが、道迷いや遭難のリスクを最小限にすることができる最強のアイテム!スマホ用GPSアプリで不便を感じている人などは、購入を検討してみることをオススメします。

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コメント

 投稿されたコメント

  • スマホの場合はアンドロイドで機内モードにすれば30時間以上GPSログを取れますよ。電池切れについては充電器を持てばカバー出来ますね。

    精度は機種次第ですが山の中で現在地を知るには問題ないレベルですしiPhoneなら専用機と遜色ありません。

    防水や耐寒性もアンドロイドの防水機種なら真冬の登山でも使えますし電池の保ちも専用機超えてます。真冬に専用機をエネループで使うと電池がもたなくて笑いますよ。リチウムイオン電池の方が寒さに強いので、スマホの方が有利です。

    という事で、専用機のアドバンテージってもはやほとんどないんですよね。堅牢性や電池のもちでスマホが劣るという間違った情報が多いので指摘させていただきました。

  • ご意見ありがとうございます。
    電池については書く時に少し迷った要素でもありましたので、✕から△に修正しました。年々スマホの電池のもちが良くなってきていますので、今後差は殆どなくなっていくと思いますが。

    堅牢性については、複数の商品購入者のレビューやメーカーHPの情報などを参考に書いておりますので、お持ちの機種によって異論はあるかとは思いますが、スマホと比べてそこに価値を感じている人もいたため記載致しました。ちなみに本文にも書きましたが、個人的にはそれほど耐久性の高さを感じた経験はありません。

    精度・感度についても、私の携帯(2年ほど前の機種)で比較してみた経験も踏まえております。まあ、あくまで専用機と比較すればという意味での△ですが。スマホ用GPSは機種やモードによってもバラツキが出るのは承知しておりますので、実体験と一般論を参考にした1つの見解として受け止めて頂ければ幸いです。

    貴重なご意見ありがとうございました。ユーザには名無しさんのコメントも含めて、記事の内容について参考にして頂ければと思っておりますので、何卒宜しくお願い致します。m(_ _)m

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