大天井岳

大天井岳登山

大天井岳

Otenshodake

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[大天井岳登山レポ]
燕岳から縦走する真夏の大天井岳登山

2019年8月17日(土)・18日(日)天候:晴れ
燕山荘 ~ 大天荘 ~ 大天井岳 ~ 大天荘 ~ 東天井岳 まで
  • 大天井岳(おてんしょうだけ)日本二百名山
  • 飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,922mの山。表銀座縦走コースや常念山脈縦走時に登られることが多い。
    常念山脈の最高峰で、山名は「御天所」からきており高い所という意味。

大天井岳のコース

大天井岳には直接登るコースはなく、表銀座縦走コースや常念山脈縦走時に登られている。つまり、中房温泉から燕山荘を経由する縦走ルートか、一ノ沢から常念小屋や横通岳・東天井岳を経由する縦走ルートのいずれかとなる。
  • 燕岳縦走コース登り利用
  • 中房温泉から燕山荘を経由し、大天井岳を目指すコース。
  • 常念岳縦走コース下り利用
  • 一ノ沢から常念小屋に横通岳・東天井岳を経由して大天井岳を目指すコース。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!

大天井岳の登山計画

コースと日程
2年ほど前から計画していて、ようやく実現できた今回の北アルプス縦走登山。1日目は中房温泉から燕岳へ登り、大天井岳まで縦走して大天荘に宿泊。2日目は大天井岳から常念岳へ登り、その後は蝶ヶ岳まで縦走して蝶ヶ岳ヒュッテで宿泊。3日目は、上高地に下山する。

関連レポート

大天井岳コースレポート

燕山荘 ~ 大下りノ頭

【12:15】燕山荘を出発。
これまで登山道に溢れかえっていた登山者も、大天井岳の縦走路に入ると一気に激減。登山者が少ない上、大下りノ頭までほとんどアップダウンがない登山道のため、尾根歩きの醍醐味を味わえる区間と言える。

大下りノ頭 ~ 大天荘

名前の通りだが、大下りノ頭からは、大下りする。と言っても大したアップダウンではなかったが。

大天井岳直下の上り道は、本日最後の登りなので、気合いを入れる。と言いたいところだが、最後の上りがまたキツそうで心が折れそう..。

下の写真の岩が切通岩。写真に小さく写り込んでいるが、切通岩には大天井岳から槍ヶ岳まで続く「喜作新道」を切り開いた小林喜作さんのレリーフが設置されている。このあたりに縦走路上で唯一の鎖場があったようだが、全く記憶なし。大した鎖場ではなかったので記憶に残らなかったのではと。
【14:28】大天井ヒュッテ・槍ヶ岳への分岐地点に到着。
ココまできたらあと一踏ん張り。体は疲れてるけど、ここにきてエンジンがかかってきた感じ。
【14:55】大天荘に到着。
暑さと疲労でバテバテだけど、15時までに着くことができた。到着すると、中房温泉までのバスで一緒だった、人たちがちらほら。その中には女性グループもおり、この人達の体力には脱帽。

大天荘 ~ 大天井岳山頂

宿泊手続きを済ませ、本日中に大天井岳を登頂しておくため山頂に向かう。大天荘から山頂までは10分ほどの距離。
大天井岳山頂からは360度の展望が楽しめる。北には燕岳、南東には常念岳、南西には槍ヶ岳の眺望。
大天井岳からのパノラマ写真 大天井岳からのパノラマフルスクリーン(クリックで閲覧可) 大天井岳からのパノラマフルスクリーン(クリックで閲覧可)
山頂で1時間以上時間を潰しをしていたが、17時前に一旦大天荘に戻って夕食をとる。夕焼け期待して再び大天井岳の山頂へ。
その後は、大天荘まで戻り、生ビール飲みながらゆっくり過ごしたあと、消灯後はすぐに就寝。寝床は廊下沿いにある蚕棚式の2段ベッド。通常なら4人ぐらいのスペースに6人が寝ることに。でも、最も混むときは8人になるらしいので、まだマシだったのかもしれない。密度が高いせいか、就寝直後は暑くて全然眠れなかったが、誰かが途中で窓を開けてくれたので、その後は熟睡することができた。
ポイント 大天荘の感想や評判はブログで後日まとめる予定です。
■ 北アルプス大天井岳の山小屋「大天荘」の評判と感想(作成中)

大天荘 ~ 東天井岳(ひがしてんじょうだけ)

【3:30】起床。
大天荘の混雑時の朝食は、時間指定で何回かに分けて食べるが、最も早い時間の朝食4時15分の回で昼食を食べる。計画では6時15分に出発する予定だったが、明日の天気が不明確なため、今日中に上高地に下山することも視野に入れて早めに行動することにした。

【4:56】ご来光待ちをする登山者を横目に出発。
東天井岳経由で、本日の第一目的地である常念岳を目指す。
【5:15】日の出。
東天井岳への縦走路上で日の出。景色の開けた尾根上の登山道なので、日の出を横に見ながら歩くことができる。大天井岳山頂のわちゃわちゃした雰囲気ではなく、人がいない厳粛な雰囲気の中で見られたので、日の出前に出発したのは正解だった。
日の出後、すぐに雲に隠れてしまった太陽。ひとまず先を急ぐ。東天井岳の手前の地点、山と高原地図には「旧二俣小屋跡」と書かれている。
ポイント 旧二俣小屋跡
大正から昭和時代と大昔の話だが、東天井岳の近くに二俣小屋という山小屋があったようだ。大天井岳から槍ヶ岳へ続く喜作新道の開通前には、常念小屋のあるあたりから槍ヶ岳へ続く道があり、そちらが一般ルートとして利用されていたらしい。その後、喜作新道が開通し、常念小屋もできたため、二俣小屋の利用者も減り閉鎖に至った模様。

【5:39】山と高原地図に「石積あり」と書かれた地点に到着。
ココから、横通岳を抜け常念岳を目指す。

To be continued...

関連レポート

大天井岳のコースタイム

予定 実際 場所
12:20 12:15 燕山荘
13:20 12:59 大下りノ頭
15:20 14:28 槍ヶ岳分岐
16:00 14:55 大天荘
- - -
06:15 04:56 大天荘
07:45 05:39 東天井岳

大天井岳の難易度

難易度5

14/30

総合難易度
必要体力 体力難易度4
コース距離 コース距離難易度3
所要時間 所要時間難易度4
危険度 危険度難易度0

登山難易度 登山難易度6
小屋・水場 小屋・水場難易度0
アクセス アクセス難易度3

総合難易度 総合難易度5
※ アクセスは東京基点
評価基準の詳細はこちら。
必要体力
燕岳から大天井岳の稜線上に体力的難所はないが、燕岳の合戦尾根を登ってきた疲労により、歩いているだけでしんどい。途中で大天井岳へ向かう登山者何人かと会話したが、これは共通の感想だった。大天井岳直下の登りはキツそうに見えたが、案ずるより産むが易し。距離も短く正味30分ぐらいで、本日最後の上りだったし、思った以上に体も動いた。
距離・所要時間
燕岳からの縦走だったが距離は14km、時間は約7時間に収まった。ギリギリ想定の範囲内だったかと。これ以上距離があって時間もかかると、さすがにキツイ。
危険度・山小屋・水場
燕岳を含め、合戦小屋、燕山荘、大天荘と山小屋には恵まれている。槍ヶ岳方面に、大天井ヒュッテもあるし。自然の水場は稜線上にはないため、山小屋から調達することなる。残雪期ならともかく、無雪期において危険箇所はなく、道迷いの心配もない。
アクセス
大天井岳に直接登るルートが存在せず、燕岳か常念岳からの縦走が必須となるため、表銀座コース上にある山ではあるが、アクセス難易度は少し高め。まあ、大天井岳のみを目的に登る人は少ないと思うが。
総括
表銀座コースの初日に歩く定番のコーススケジュールだが、楽なコースではない。合戦尾根の急登を登りきった後に、大天井岳まで歩くかなければならないので、約9時間のコーススケジュールを完歩できる体力が必要。反面、危険箇所はなく山小屋にも恵まれているので、山登りする環境として好条件が整っている。
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