雲取山

雲取山登山

雲取山

Kumotoriyama

白

[雲取山登山レポ]
石尾根縦走路から登る雲取山! 雲取山縦走登山その2

2017年4月23日(日)~24日(土)天候:晴れ
鷹ノ巣山 ~ 七ツ石山 ~ 雲取山 ~ 雲取山荘 ~ 白岩山 ~ 妙法ヶ岳 ~ 三峯神社
  • 雲取山日本百名山花の百名山新花の百名山山梨百名山
  • 東京都・埼玉県・山梨県の境界にある標高2,017mの山。東京都の最西端で東京都最高峰の山であり、まさに東京を代表する山。日本百名山、花の百名山に選定され、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山の三山合わせて三峰山とも呼ばれている。雲取山には雲取山荘、三条の湯、七ツ石小屋など、山小屋が充実しており、コースも多岐にわたる。
  • 白岩山(しらいわやま)
  • 埼玉県秩父市にある標高1,921mの山。本来は、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山を総称して三峰山という。※現在一般的には、三峯神社が在るその頂を三峰山と呼んでいる。
  • 霧藻ヶ峰(きりもがみね)
  • 埼玉県秩父市にある標高1,523mの山。昔から地元では「燕岩」または「黒岩山」と呼ばれていたが、1933年(昭和8年)の夏、秩父宮夫妻がこの山に登り、その際にサルオガセ(霧藻)があることから「霧藻ヶ峰」と名付けられた。
  • 妙法ヶ岳(みょうほうがたけ)
  • 埼玉県秩父市にある標高1,329mの山。山頂には「三峯神社の奥の院、奥宮」がある。本来は、妙法ヶ岳、白岩山、雲取山を総称して、三峰山という。
  • 石尾根
  • 奥多摩山域でも屈指の長大な稜線。雲取山から奥多摩駅付近にのびる尾根のこと。奥多摩山域では、比較的標高が高いので景色が良く、また広い尾根なので人気がある。植生は落葉広葉樹林が主で、新緑や花、紅葉などがこの尾根の魅力。

雲取山のコース

雲取山で最も利用者が多いのは鴨沢コース、次いで三峰コース。
登山口は、北側は三峯神社、天上岩の渓流、東側は日原、南側は峰谷、お祭、丹波となる。なお、鷹ノ巣山、六ッ石山を経由して登る人も少なくない。
  • 石尾根縦走路登り利用
  • 東の奥多摩駅から石尾根縦走路を歩き、鷹ノ巣山、日陰名栗山、高丸山、七ッ石山、小雲取山※などの山々を次々に走破し、雲取山を目指すコース。
    上りで利用する場合は超健脚向けのコース。雲取山で1泊した翌日に、下山で利用するケースが大半を占める。
    ※鷹ノ巣山、日陰名栗山、高丸山には巻き道あり。
  • 三峰コース下り利用
  • 三峯神社から霧藻ヶ峰や白岩山を経由して登るコース。
    西武線の西武秩父駅や三峰口駅から三峯神社へバスが出ているため、比較的利用者は多い。
  • 鴨沢コース人気コース!
  • 鴨沢から登り尾根を歩き、七ツ石山を経て、山頂を目指す。最も利用者が多い人気のコース。
  • 三条の湯コース
  • お祭から、後山林道を歩き、三条の湯を経由して登るコース。お祭りから後山林道を約3時間歩かなければならない。
    林道歩きを避けたい場合、丹波からサオラ峠を経由して三条の湯まで登ることも可能だが、コースタイムは長くなるため、こちらは下山利用者が多い。
  • 峰谷コース
  • 峰谷から赤指尾根沿いに登り、七ッ石山を経由して山頂を目指すコース。利用者は少ない。
※コース名に厳密な名称はありません。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!
ポイント 山と高原地図「雲取山・両神山」において、石尾根縦走路の高丸山より東は掲載されていませんのでご注意ください。
必要に応じて山と高原地図「奥多摩」と併せてご利用ください。

雲取山の登山計画

雲取山1番人気のコースは鴨沢ルートで、それに次いで三峯神社ルートがよく利用されている。しかし、ここはあえて人気の鴨沢ルートを外し、登りを石尾根縦走路、下りで三峯ルートを選択。あまり深く考えずにこのコースを選択したが、奥多摩駅343mから雲取山2,017mまで標高差1,674m、走行距離20.3kmという超ハードなコースだった。

今回の登山目的は初のテント泊を体験すること。雲取山山頂近くにある奥多摩小屋周辺のテント場は、ロケーションが最高で初心者には最適との情報がネットに掲載されていたので、初のテント泊に雲取山を選んだ。

テントを持参するのは初めてだが、テントを持参すると必然的にテント以外の荷物も増える事がわかった。具体的に山小屋宿泊と比較して、シュラフ、シュラフマット、ランタン、食材と荷物が増え、当然ながらそれに伴い、重量も増える。それに加え、急遽思い立ち12月の丹沢登山で撮影し損ねた星空を撮影しようと、よせばいいのに三脚を持参してしまったので、さらに重量アップ。しかも、広角レンズに加え、替えの標準ズームレンズも持参。さらに、雲取山荘ホームページの情報から、山頂近くには雪が残っているとのことで、六本爪のアイゼンも持参。結果的に、荷物はこれまで体験した登山の中で最も重いものになってしまった。

雲取山へ向かう途中の駅構内でシュラフマットを落としてしまうという失態を犯す。気づいた時は既に青梅線に乗っていたので、仕方なくシュラフマットを諦め雲取山に登ることにした。このシュラフマットを落としたため、その日の夜、寒くて寝られないという事態に陥ってしまう。なお、シュラフマットは地元駅に落ちていたようで、後日回収できた。

関連レポート

雲取山コースレポート

鷹ノ巣山 ~ 高丸山

【13:17】鷹ノ巣山避難小屋に到着。
鷹ノ巣山避難小屋は、鷹ノ巣山から下ったところにある避難小屋。平時でも抵抗なく泊まれるほど、小屋内部はかなりきれい。[鷹ノ巣山避難小屋の中

避難小屋の近くにトイレ、峰谷方面へ200m程度下った場所に水場がある。体力的に厳しかったが、山の冷たい水が飲みたかったので、ザックをデポして水を補給。水の残量は1Lあったが、山での水は補給できるときにしておくのが鉄則だし。トイレを済ませたり、水場に行ったりしていたので結局30分ほど滞在。

【13:46】雲取山へ向け出発。
鷹ノ巣山避難小屋から高丸山の間に「日蔭名栗山(ひかげなぐりやま)」1,725mのピークがあった筈だが完全に見落としたようで、写真も残っていない。3枚目の写真あたりがそうだったのかも。これまで見えた景色は奥多摩の山稜のみだったが、この道中で初めて奥多摩湖が遠くに見えた。

【14:16】高丸山への最後の登り道手前。
体力の消耗が激しいため、今の自分にとっては目のくらむような登り坂だが、登り坂手前に巻き道のようなルートがある。高丸山から西は持参した地図に掲載されているため確認したところ、地図でも巻き道のようなものが記されている。しかし道標はなく、ピンクリボンは高丸山への登り坂途中にあるのが見える。少し悩んだが、とにかく道迷いだけは避けたかったので、高丸山山頂を目指すことにした。

これまでの中でも傾斜のある登り坂。広い尾根道の登り坂だが、周りに人影は一切なし。

高丸山 ~ 七ッ石山 ~ 奥多摩小屋

高丸山から20分程進んだ分岐地点で、初めて「鴨沢」の文字が現れる。鴨沢ルートとの合流地点が近いことを示しており「ようやくか…」と言った感じ。

七ッ石山手前の七ッ石神社は今冬の大雪の影響なのか崩壊寸前のところをつっかえ棒でなんとか支えられている。なんとも痛々しい・・・。七ッ石山と呼ばれる山名の由来は、山頂付近にある石灰岩の岩塊(がんかい)からで、この岩塊は平将門の共をした武者七人が石と化したといわれ、その霊を祀っているのが七ツ石神社。
【15:20】七ッ石山に到着。
最後の中間目的地である七ッ石山は、標高差も少なく楽に到着できた。と言っても疲労の蓄積で、既にヘロヘロだけど…。山頂付近から雲取山方面に進むと石灰岩の岩塊がある。7つあるかは不明だが、これ以外に岩はなかったので、たぶんこれが山名由来の岩かと思われる。
【15:28】鴨沢ルートとの合流地点、ブナ坂を通過。
ブナ坂以降、奥多摩小屋までは登りとなるが特に難所はなく、目の前にテントが見えてきたと思ったら、あっさり奥多摩小屋に到着。
【15:52】奥多摩小屋周辺のテント場に到着。
奥多摩小屋近くはロケーションが良いと評判だけに、テントを張っている人も多い。本来であればここはゴールだが、ちょっと思案。時間は16時。「雲取山荘まで行こうか?」と考えてしまう。その理由は3つ。
  1. なんとなく、雲取山を今日中に登頂したくなったこと。
  2. 奥多摩小屋のテント場がそれなりに混雑しており、騒々しかったこと。
  3. ビールを買って飲みたかったこと。(あとで知ったが、奥多摩小屋でもビールは販売しているようだ)
ただし懸念点もあり、雲取山荘のテント場が空いているかわからないこと。雲取山方面から歩いてくる何人かに聞いてみたが、わからなかった。少し考え、やはり雲取山荘を目指すことにした。しかし、雲取山荘のテント場がいっぱいだったら、奥多摩小屋まで戻ってくる時間と体力はなかったかもしれないので、ちょっと危ない判断だったかもしれない。鷹ノ巣山で食べ残していた、おにぎり1個を食べてから出発。

奥多摩小屋 ~ 雲取山 ~ 雲取山荘

山頂までの道では、奥多摩小屋でテントを張って荷物を置き、手ぶらで山頂まで歩く人たちもいる。奥多摩小屋から、雲取山山頂までは「すぐ」という印象だったが、想定よりも遠い。途中で小雲取山も通過した筈だが、写真も残っておらず全く気付かなかった。
疲労の蓄積により、大量の汗に激しい息切れなど、体力的にも限界が近づいてる。また、これまで以上にザックの重みが体にのしかかる。体力を気力でカバーしてなんとか登りきった。バテバテ状態で登っていたので、奥多摩小屋から山頂まで近くを歩いていたカップルに「頑張れ!」と何度か励まされた。
【17:20】雲取山荘に到着。

雲取山荘

すぐに山荘受付でテント場の空きを確認。すると「お~いくらでも空いてるぞ。雪掻きすれば!」「え?」と思いテント場まで行ってみると、テント場のほとんどが雪で覆われている。しかも奥多摩小屋に比べると傾斜のある登山道にテント場がありロケーションは悪い。
雪掻きするのも面倒だし、雲取山荘から離れすぎるのは嫌だったので、近場で少し斜めっているが、空いている箇所を見付けて設営。
雲取山荘前のベンチで、夕食の味噌煮込みうどんに念願のビール。普段、自宅で缶ビールを飲まないが、山で飲む缶ビールだけは特別!何故かめちゃくちゃウマい。ビールを飲んでいると山ガールのグループが「ワインを飲みきれないのでいりませんか?」と持ってきてくれた。せっかくなのでカップに一杯だけ貰って飲んだが、山でのワインも悪くない。こういうちょっとした触れ合いがあるのは山小屋の良い所。

山荘前のベンチも10時には消灯で利用不可となるため、10時前に撤収しテントに戻って就寝。と言いたいところだが、地面が斜めっているので、油断すると斜面下方向にズルズルと体が引っ張られ寝づらい。さらにシュラフマットを行きの電車で落としていたため、めっちゃ寒い。

あまりにも寒いので、ジャケットを着て寝袋に入ったがそれでも寒い。ウトウトしても寒さで数分・数時間ごとに目が覚める。結局熟睡できたのは温度が上がってくる朝方だった。シュラフマットがないとこんなに寒くて眠れないものかと、苦い経験となった。

雲取山荘 ~ 雲取山 ~ 雲取山荘

【6:00】起床。
もっと早く起きて朝焼けを撮影する予定だったが、シュラフマットがなかったことで安眠できずに寝付いたのが朝方だったので、とても起きられなかった。

朝食のために雲取山荘前のベンチに向かうと既に出発前の人たちでごった返していた。朝食を済ませテントを撤収し、出発準備ができたところで、雲取山荘にザックをデポし、昨日一瞬で通過してしまった雲取山山頂に向かう。
【7:48】昨日はアイゼンを付ける余裕がなかったが、今日はきちんと装着してから出発。

雲取山北側は南側に比べ雪が多く残っている。南側と比較して常緑樹が多い事や、方角的に陽があたりにくいなどの関係かと思われる。多いところで1mぐらいの積雪が残っており、油断すると足元がズボッと沈み込む。

雲取山荘から山頂は傾斜のきつい登り道。だが、雪道でもアイゼンがあることで足の踏ん張りが効き、また荷物がないので、登るのは相当楽。
【8:10】雲取山の山頂に到着。
昨日夕刻に到着した時は霞がかかっていた山頂からの風景も、朝は見事に澄みきった青空が広がっている。昨日全く見えなかった富士山もバッチリ見える。雲取山山頂には北と南に2つのピークがあり、南側のピークからは昨日登ってきた尾根筋が見渡せる。この時間は人も殆どおらず、静かな山頂できれいな景色をゆっくり楽しめる。
【8:36】雲取山の山頂を出発。
下りにおいてもアイゼンの有無で、大きく異なる。安全面もさることながら歩行自体がかなり楽。前回12月の丹沢登山では全く使わかなかったが、今回は大いに役立った。
【8:55】雲取山荘到着。
皆さん出発した後のようで、山荘周辺は閑散としていた。

雲取山荘 ~ 白岩山

【9:15】出発準備を整え、三峰へ向け出発。
第一目的地は「白岩山」。雲取山荘から北側も雪は残っているが、アイゼンを付けるほどではないため、出発後すぐに外す。しばらく進むと「男坂」と「女坂」に分かれるが、男の子なので男坂を進む。進んですぐに廃屋となっている雲取ヒュッテがある。28年ほど前に閉鎖しているようだが、建物は廃屋の状態で残っていた。

【9:35】女坂・男坂の合流地点、大ダワに到着。
大ダワから日原に抜ける二軒小屋尾根ルートは、現在廃道となっている。

大ダワから15分歩いたあたりに「技量・装備に不安のある方は注意」の注意板。確かにココから細い道、凍結した箇所、急登など続くが、まあ引き返すほど危険ではない。

【10:22】白岩山の山頂に到着。
山頂は樹林に覆われ、展望はきかず。

山頂で小休憩して出発。山頂から少し下った場所に廃屋の白岩小屋があり、その裏にちょっとした展望台がある。白岩小屋は2008年頃まで営業していたようだが、詳細は不明。避難小屋としては使えるらしいが、室内はかなり荒廃しているので、切羽詰まった緊急避難時以外、入る気にはなれない。[白岩小屋の中

白岩山 ~ 霧藻ヶ峰

次の目的地は霧藻ヶ峰。その前にちょっとしたピークである前白岩山や、前白岩の肩を越えていく。このあたり地名のついた箇所が多い。下りとはいえ、いくつかのピークを越えていくので油断は禁物と思っていたが、体力的にそれほど厳しい箇所はなかった。

【11:28】お清平に到着。
山と山の窪みにある場所。名前の由来は2つの説があり、悲恋に泣いた炭焼きの娘お清の物語が由来とする説と、修験者が小石に経文を書いて埋めたためとする説。

ココから霧藻ヶ峰山頂へ今コース最後の登り!霧藻ヶ峰への登り道は冬木の間を抜けていくため、真昼の直射日光に晒される。2日間を通して最後の登りとなるため気合を入れて登ったのが幸いしたのか、意外とあっさり霧藻ヶ峰に到着した。

霧藻ヶ峰 ~ 妙法ヶ岳

【11:47】霧藻ヶ峰山頂に到着。
山頂にある霧藻ヶ峰休憩舎は電気がないため、常温限定だが飲み物の調達も可能。カップラーメンなども販売している。

霧藻ヶ峰山頂で昼食をとる予定だったが、山頂スペースは狭く、1つあるベンチも先客に使われていたので、山頂から少しくだった先にあるベンチで昼食。
【12:30】霧藻ヶ峰を出発。 出発して間もなく地蔵峠呼ばれるポイント地点を通過。こんなプチポイントでも立派な標識が立ってました。
【12:57】炭焼平を通過。
昔ココで炭焼きをしていたようだが、今でも炭窯跡が残っていた。

【13:31】「三峯神社 奥宮」の鳥居に到着。
ココは炭焼平方面、三峯神社方面からくる道の合流地点。ココでザックをデポして身軽な状態で山頂にある奥宮を目指す。

鳥居に到着するまで誰にも会わなかったので「奥宮にも殆ど人はいないだろう」と予想していたが、意外にも十数人途中の道ですれ違った。装備から大半は三峯神社にきて奥宮まで足を延ばしている人のようだが、霧藻ヶ峰や白岩山あたりで見かけた登山者も数人登っていた。コースは妙法ヶ岳山頂の直前に鎖場と急な階段がある意外、距離も短くたいしたことはない。
少し休憩をした後、すぐに下山開始。ひとまず鳥居のあった場所まで戻りザックを回収して、三峯神社へ向かう。

妙法ヶ岳 ~ 三峰登山口 ~ 三峯神社

【14:18】「三峰コース登山口」に到着。
14時45発のバスにも乗れたが、せっかくなので1本遅らせて三峯神社で参拝してから帰ることにした。
三峯神社はツツジや桜が満開でした。桜は平地より1カ月ほど遅いんですね。
ということで、1泊2日雲取山縦走登山はこれにて終了です。

関連レポート

雲取山コースタイム

予定 実際 場所
07:15 07:15 奥多摩駅
- 08:06 石尾根登山口
- 10:59 六ッ石山分岐
- 12:36~13:04 鷹ノ巣山
- 14:34 高丸山
- 15:20 七ッ石山
15:00 15:52 奥多摩小屋
- 16:55 雲取山山頂
- 17:21 雲取山荘
- - -
05:00 06:00 起床
- 08:10 雲取山山頂
- 08:57 雲取山荘
- 10:22 白岩山
- 11:47~12:30 霧藻ヶ峰
- 13:44 妙法ヶ岳
15:00 14:18 三峰登山口

雲取山の難易度

難易度2

14/30

総合難易度
必要体力 体力難易度5
コース距離 コース距離難易度5
所要時間 所要時間難易度4
危険度 危険度難易度0

登山難易度 登山難易度7
小屋・水場 小屋・水場難易度0
アクセス アクセス難易度0

総合難易度 総合難易度5
※ 37,640歩(1日の歩数)
※ アクセスは東京基点
評価基準の詳細はこちら。
必要体力・距離

以前に登った丹沢山縦走登山に次ぐキツさだった。コースの難易度もさることながら、寝不足と疲労、これまでの経験を超える荷物の重さなど、コース以外の体調面や環境面の影響も大きかったと思う。特に中盤以降、疲れとともに荷物の重さがここまで体力や歩行に影響することを身にしみて実感。今回は荷物が重く尾根が広いため、腰を下ろして休む機会が多くなった。結局、序盤の六ッ石山あたりから、終始バテバテ。

下山で利用した三峰コースは、白岩山に霧藻ヶ峰と2つのピークを超えるが、アップダウンは激しくなく、下りに関して体力的な難所はない。疲労の蓄積はあるものの、下りという事もあり、初日に比べて精神的にも体力的にも楽だった。
コース状況

石尾根縦走路は今まで歩いたことのないタイプ。鎖場や痩せた道、急登などはないものの、上りがいつまでもダラダラと続く。また、尾根道は広く開放感はあるものの、周りに掴んで反動つけたり、体を補佐する木々や石がないため、ガチの脚力勝負となる。自分の好きなフィールドは岩場、鎖場で、この手の地味な登りはどうも苦手。石尾根を歩くならストックがあると、手持ち無沙汰の両手を有効活用できるため便利だと思う。今回の登山で、ストックの必要性を強く感じた。

三峰コースは、奥多摩方面に比べて登山道の幅は狭く、開放感は劣る。石尾根にはなかった距離の書かれた杭が一定間隔で設置されており、距離感が掴みやすく歩きやすかった。
危険度・水場

距離・時間・体力面とは対照的に、石尾根縦走路は尾根が広いため滑落注意箇所もなく、足場の悪いガレ場などもないため、危険箇所は皆無。道迷いの心配はないが、石尾根上は巻き道や並行する道が多数あるので、きちんと地図を確認して進まないと自分のように無駄に体力を消耗してしまうので注意。水場は鷹ノ巣山避難小屋、七ツ石小屋、奥多摩小屋、雲取山荘など豊富にある。

あと、雲取山の北側は南側に比べて残雪が多いので、春先に登る場合はその点注意が必要。この時期ならどうってことないが、3月下旬~4月上旬あたりだとアイゼンは持参したほうが良いだろう。
総括
奥多摩駅343mから雲取山2,017mまで標高差1,674m、走行距離20.3kmという超ハードなコースだった。ただし、奥多摩駅から登山口まで歩いて辿り着けるアクセスの良さや水場の多さなど、距離・時間・体力面以外の難易度は低い。
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