[高尾山登山レポ]
陣馬山から登る紅葉の高尾山 陣馬山・高尾山縦走登山その2
- 城山(しろやま)
- 東京都八王子市にある高尾山に隣接する標高670mの山。他の城山と区別するために、小仏城山(こぼとけしろやま)と呼ぶこともある。山頂には2軒の茶屋がある。
- 高尾山(たかおさん)花の百名山日本百景
- 東京都八王子市にある標高599mの山。年間の登山者数は約260万人を超え、世界一を誇る。山には高尾山薬王院、展望台、多くのお店や茶屋があり、行楽地としても有名。八王子八十八景や日本百景、関東の富士見百景に選定され、ミシュランガイドでも"三つ星"の観光地として紹介されている。
高尾山の代表的なコース
高尾山のコースは「高尾登山電鉄公式サイト」で詳しく紹介されている。大きくはケーブルカー利用の有無によって異なり、利用する場合は「表山道コース」「かつら林コース」「吊り橋コース」に限定される。ケーブルカーを使えば、登山ではなく、お出かけや観光の延長線上で登ることができる。
- 表山道コース下り利用人気コース!
- 清滝駅からケーブルカーを使って、または参道を使って高尾山駅まで歩き、そこから薬王院を経由して山頂を目指すコース。最も人気があり利用者も多い。
高尾山のコースが紹介されているのは、山と高原地図の「高尾・陣馬」です。地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!
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高尾山コースレポート
景信山 ~ 小仏城山
【14:34】景信山を出発。
まずは、小仏峠経由で小仏城山を目指す。ちなみに、景信山以降は、登山道からたまに相模湖が見えるようになる。
まずは、小仏峠経由で小仏城山を目指す。ちなみに、景信山以降は、登山道からたまに相模湖が見えるようになる。
小仏峠からでも、小仏バス停に抜けられるが、もうみんな高尾山モードに入っていたので、そのまま高尾山目指して進む。
【13:55】小仏峠に到着。
小仏峠には、明治13年明治天皇の山梨巡幸の際に作られた「明治天皇小佛峠御小休所阯及御野立所」の碑がある。漢字が並んでいてわかりにくいが、簡略化すると「明治天皇が小仏峠で休憩した場所」という意味。あと狸の置物もあるが、由来は不明。
【15:17】小仏城山に到着。
小仏城山には「城山茶屋」と「春美茶屋」、2軒の茶屋が営業している。前回との違いは、山名標柱が新しくなっていた事と、標柱の隣にあった天狗の木彫り像がグレードアップして山頂の中央に移動していた事。
小仏城山には「城山茶屋」と「春美茶屋」、2軒の茶屋が営業している。前回との違いは、山名標柱が新しくなっていた事と、標柱の隣にあった天狗の木彫り像がグレードアップして山頂の中央に移動していた事。
景信山で食事は終えているので、トイレだけ寄って先を急ぐ。
小仏城山 ~ 高尾山
小仏城山以降は日が傾き始めたため、先を急ぐ。結構な距離を歩いているので、みんなお疲れ気味。とにかく一刻も早く高尾山に着きたいって雰囲気でした。
高尾山直前で判断ミス。高尾山の西側にあるもみじ台手前で道が三叉路になっており、左右が巻き道、真っ直ぐ進むともみじ台となる。もみじ台を経由せずとも高尾山には辿り着けるが、前回巻き道を使って高尾山の山頂を通り越してしまった記憶があったので、勘違いして中央のもみじ台への道を選択してしまう。終盤でみんなが疲れているときに余計な体力を使わせてしまった..。
もみじ台というだけあって、夕日に照らされる紅葉は目を見張るものがありました。
ココが高尾山の三叉路。左右が巻き道で中央が高尾山の山頂広場へ続く階段です。もみじ台のときは、この場所と間違えました。
高尾山の山頂広場も紅葉がきれいでした。
【16:09】高尾山に到着。
運良く、高尾山の大見晴台から陽が沈むタイミングとバッチリ合いました。人が多過ぎて、あまり雰囲気は良くなかったが、夕日はきれいだった。
【16:50】ケーブルカー高尾山駅に到着。
実は前日にテレビの番組で高尾山の紅葉が紹介されており、その影響かケーブルカーは大行列。ある程度の行列は覚悟していたが、想像以上。駅の100mほど先まで行列ができていたので、300人以上は並んでいたかと。結局ケーブルカーに乗れたのは、17時半過ぎと、並んでから1時間弱ほどかかりました。普段ならともかく登山で疲れているので、並んでいるだけで疲れが倍増。これだから高尾山は好きになれない..。
実は前日にテレビの番組で高尾山の紅葉が紹介されており、その影響かケーブルカーは大行列。ある程度の行列は覚悟していたが、想像以上。駅の100mほど先まで行列ができていたので、300人以上は並んでいたかと。結局ケーブルカーに乗れたのは、17時半過ぎと、並んでから1時間弱ほどかかりました。普段ならともかく登山で疲れているので、並んでいるだけで疲れが倍増。これだから高尾山は好きになれない..。
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高尾山縦走の
コースタイム
予定 | 実際 | 場所 |
---|---|---|
08:10~08:15 | 08:15 | 陣馬高原下 |
10:00~11:00 | 10:06~11:18 | 陣馬山 |
11:40 | - | 明王峠 |
12:00 | 12:17 | 堂所山 |
13:00~14:00 | 13:02~14:34 | 景信山 |
14:30 | 14:55 | 小仏峠 |
14:55~15:00 | 15:15~14:27 | 小仏城山 |
16:00~16:15 | 16:09~16:20 | 高尾山 |
17:00 | 16:50~17:40 | ケーブルカー高尾山駅 |
高尾山縦走の難易度
08/30
総合難易度必要体力 | |
コース距離 | |
所要時間 | |
危険度 | |
登山難易度 | |
小屋・水場 | |
アクセス | |
総合難易度 |
登山DATE
- 歩行距離:18.78km
- 高度上昇:1,087m
- 高度下降:0,836m
- 出発高度:0,198m
- 最高高度:0,855m
- 標高の差:0,657m
- 活動時間:05:23
- 休憩時間:04:02
- 合計時間:09:25
- 必要体力・距離・時間
- 陣馬山から高尾山までの区間で体力を必要とする区間はほとんどない。アップダウンはほとんどなく、むしろ陣馬山855mから高尾山599mまで標高が下がるため、緩やかな下り道が多い。ただし、長い距離を歩くため、普段から歩けるというのが大前提。登山道の整備状況は最上級レベルで、とても歩きやすい。
- 危険度・山小屋・水場
- 危険個所はまったくない。道は整備されているが分岐が多く、地図にない分岐も時折あるため、道間違いには注意が必要。ただし、登山道から外れてしまうような道迷いは考えにくい。茶屋やトイレは、陣馬山、景信山、小仏城山、高尾山とすべての山の山頂に完備されているので、山小屋と水場の観点ではこれ以上ないほど恵まれている。
- 総括
- 陣馬山のコースの違いか、前回登ったときよりかはしんどく感じた。身体がなまっていたことも原因の1つだと思うが。普段からトレッキングなど行っている人であれば問題ないと思うが、そうでなければ景信山で小仏バス停に下山するのがやはり無難。高尾山まで縦走したので達成感はあったが、最後のケーブルカーの行列はほんと疲れた。高尾山はほんとやたら人が多いのでどうも好きになれない..。
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城山 ~ 高尾山 ~ 高尾山駅