[庚申山登山レポ]
庚申山荘からお山巡りのみちを登る庚申山登山 足尾登山その1
かじか荘 ~ 庚申山荘 ~ 庚申山
- 庚申山(こうしんざん)
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日光国立公園に属し、栃木県西部の足尾町にある標高1,892mの山。江戸時代から明治にかけて庚申講登山が盛んに行われてきた信仰の山。庚申山一帯は、古来より日光修験道の修行地であり、数々の奇岩・怪岩が林立しており、現在でも庚申山の開祖である勝道上人(しょうどうしょうにん)の行場跡が残っている。庚申山周辺は関東ふれあいの道「No.24:お山巡りのみち」にも指定されているが、危険な箇所が多数あることから、踏破認定の対象からは除外されている。
また庚申山は、国の植物レッドデータブックで絶滅危惧II類に指定されているコウシンソウの自生地としても知られている。コウシンソウは、6~7月に薄紫色の花を咲かせるため、この時期にコウシンソウ目的でやってくる登山者が多い。ただし、コウシンソウの群生地は目立たず、崖などの危険な場所にある事が多く、特に目印などもないため、観察のためには群生地の位置を知る案内人が必要となる。
庚申山のコース
- お山巡りのみち登り利用
- 正式ルートは庚申山荘を起点として、終点は庚申山猿田彦神社跡となっている。その逆周りでも良い。
日光修験道の修行地であり、現在でもコース上には行場跡が残っており、数々の奇岩・怪岩も林立している。
庚申山の登山計画
- プラン
- 昨年のシルバーウィークに袈裟丸山から足尾山塊に抜けようとして敗退したため、今回はそのリベンジ登山。5月4日は移動日として庚申山荘に宿泊。5月5日に庚申山荘を起終点として皇海山に登る。5月6日は昨年敗退したコースを逆走する形で、六林班峠から袈裟丸連峰最高峰を目指し、小法師尾根から小法師岳・巣神山を経由して下山を予定。
- コース
- 皇海山は、庚申山荘を起終点として庚申山経由のクラシックコースから皇海山に登る。このページでは、5月4日から5月5日の庚申山までを紹介。
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庚申山コースレポート
通洞駅 ~ 銀山平(かじか荘)
わたらせ渓谷鉄道の通洞駅に到着。
通洞駅周辺には飲食店もあるようだが、駅のすぐ目の前には見当たらなかった。電車内で購入した「トロッコ弁当」を駅の待合室で食べる。登山口のある「かじか荘」まで、バスは出ていないためタクシー利用。距離的には原向駅のほうが近いが、タクシーが停まっていないため、通洞駅で下車する。このあたりの事情は事前に役所の観光課に確認しておいた。通洞駅からかじか荘までのタクシー代は約2,500円。
かじか荘で、本日から2泊する庚申山荘の宿泊代4,100円を支払う。この時、庚申山荘に何人宿泊しているか尋ねたところ、「そこそこ」ですとの返答。後でわかったことだが、この日の庚申山荘の宿泊者は自分だけだった。「そこそこ」とか大嘘だし..。ついでに、登山届を書いていなかったので、その場で書きフロントに渡しておいた。
庚申山・皇海山登山口。
銀山平(かじか荘) ~ 一の鳥居
一の鳥居まで林道歩きとなる。昨日の雨の影響か、林道のいたるところで増水していた。
一の鳥居に到着。
一の鳥居に到着
一の鳥居 ~ 庚申山荘
ココから先は本格的な登山道。かじか荘のある銀山平から庚申山荘まで700mほど登られなければならない。しかし、一の鳥居から庚申山荘までの道は、登るというより、沢沿いを奥へ奥へと進むような道で、体力的な難所はなかった。感覚的には「これで700mも登ったの?」って感じ。
鏡岩に到着。
【14:23】鏡岩に到着。
ちょうど、鏡岩までが庚申山荘との中間地点。鏡岩にはベンチもあるが、手前でガッツリ休憩してしまったので、そのまま通過。
鏡岩以降は、これまで以上に奇岩・怪岩が林立。庚申山荘の手前でも登山道を沢が横切っているので、庚申山荘まで水は殆ど持ち歩く必要なし。
庚申山猿田彦神社跡に到着。
【15:02】庚申山猿田彦神社跡に到着。お山巡りのみちの終点となっている地点。ここまで来れば、庚申山荘は目と鼻の先。「庚申猿田彦大神」とは日本神話に登場する神様。日本全国で、猿田彦大神を祀る神社や地名が残っている。東京豊島区巣鴨にある巣鴨猿田彦庚申堂や庚申塚駅などもその一つ。
庚申山荘に到着。
庚申山荘 ~ 天下の見晴 ~ 庚申山荘
庚申山荘内部。
バルコニーからの風景。
天下の見晴に到着。(東側を撮影)
正面奥に見える小高い山が法師岳かな?(西側を撮影)
正面の岩肌が露出した山が庚申山。明日はあの岩肌をよじ登る。(北西を撮影)
庚申山荘に戻るも、引き続き1人。庚申山荘から歩いて3分ほどの場所に水場はあるが、調理場にある水道の蛇口はひねれば水が出る。しかし、何故か2日目は出なくなっていた。バイオトイレの横にもチューブから常時水が出ているので、その水を使っても良い。
初日の食事は豪勢に牛すき焼きにビール。なお、寝床だが、2階は熱気でムンムンとしていたので、1階の部屋を貸し切って使用。その後も訪れる登山者はなく、夜はしんしんと更けてゆく。
すき焼き作って、食べて、布団敷いて、後はまったり。
夜がしんしんと更けてゆく。
庚申山荘 ~ 庚申山
早朝の庚申山荘。
【04:50】起床。
食事を作って食べて、出発準備を整える。なお、明日も庚申山荘に泊まるため、着替えなど不要な荷物は全て小屋に置いてゆく。荷物を置いて登れるという点で、庚申山荘の存在は非常に有り難い。
【06:00】庚申山荘を出発。
庚申山まで歩く、お山巡りのみちには名のある滝や奇岩が林立しているので、コースガイドを持って登る方が良いだろう。そうでないと見どころを見落としてしまう可能性がある。
ココが初の門。ハシゴを登って岩の間(門)を抜ける。
そしてココが謎の岩場。
謎の岩の右側の景色の開けた場所から撮影。正面の尾根が小法師尾根。
ココが「一の門 かえるの番人」。かえるの番人とは、写真右側の岩を蛙に見立てているようだ。
庚申山への分岐地点。真っ直ぐ進む道はお山巡り主走路で、最終的に猿田彦神社跡へと出る。
庚申山への分岐以降、これまで続いた奇岩・怪岩の類はなくなる。あとは庚申山の山頂を目指すのみ。
これまでもそうだったが、岩をよじ登るような場所が多いため、息切れするような体力の消耗はない。九十九折の地味な急登に比べれば全然楽。高度もグングン上がっていく感じなので、鎖場や岩場が得意な登山者にとっては楽しい道。
遠くの小法師尾根を見下ろす展望。かなり高度が上がってきた。
庚申山の山頂に到着。
事前情報どおりだが、庚申山の山頂から展望はきかない。少し先に進むと展望台があるため、庚申山で引き返す人も、展望台まで足を運んだ方が良い。
展望台からは見事な皇海山の山容!
皇海山の北に伸びる尾根。遠くは日光白根山まで続いている。
北側に続く尾根。果ては日光白根山まで続いている。山と高原地図には載っていないが、日光白根山まで縦走できるようだ。ただし、距離もあり殆ど人も通らない道なので、ルートファイティングの技術はもちろんのこと、相当タフな体力と精神力がないと厳しいだろう。自分は歩いてみたいとは思わない..。
To be continued...関連レポート
庚申山コースタイム
| 予定 | 実際 | 場所 |
|---|---|---|
| 12:30~12:50 | 12:10~12:31 | かじか荘 |
| 13:31 | 14:10 | 一の鳥居 |
| 14:40 | 14:23 | 鏡岩 |
| 15:30 | 15:07 | 庚申山荘 |
| - | - | - |
| 06:00 | 06:00 | 庚申山荘出発 |
| 06:50 | 07:21 | 庚申山 |
庚申山の難易度
15/30
総合難易度| 必要体力 | |
| コース距離 | |
| 所要時間 | |
| 危険度 | |
| 登山難易度 | |
| 小屋・水場 | |
| アクセス | |
| 総合難易度 | |
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皇海山登山レポ庚申山から鋸十一峰を越えて登る皇海山登山
小法師岳登山レポ六林班峠から逆走する袈裟丸連峰最高峰&小法師岳登山

















































平面の地図で見ると庚申山荘から庚申山は容易に思えるが、実際はかなり険しい道。標高はそれぞれ、銀山平(かじか荘):約800m、庚申山荘:約1,500m、庚申山:1,892mなので、かじか荘からスタートすると庚申山までの標高差約1,100mと結構な標高差。自分の場合、日をまたいでいるので、庚申山まではそれほど苦に感じなかったが、一気に登るとそれなりに激しい登山になるだろう。
銀山平(かじか荘)から庚申山荘まででも標高差700mあるが、距離が長いせいか体力的難所はない。庚申山荘から庚申山までの道は岩場が多いので、岩場・鎖場が得意な人は苦に感じないだろう。同じ標高差でも地味な九十九折の急登に比べれば、肩で息をするような場面もなく、楽に感じた。