根子岳登山記録

根子岳
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[根子岳登山レポ]
菅平高原から登る根子岳登山 根子岳・四阿山縦走登山その1

2018年4月29日(日)天候:晴れ
「菅平高原ダボス」バス停 ~ 菅平牧場登山口 ~ 根子岳 まで
  • 菅平高原(すがだいらこうげん)
  • 長野県東部、根子岳・四阿山の南西部の広い裾野からなる高原地帯。上信越高原国立公園に属している。夏でも冷涼な気候なため、別荘地・避暑地として有名で、酪農と高原野菜の栽培も行われている。また、各種スポーツ施設が充実しており、多種多様なスポーツも盛ん。
  • 根子岳(ねこだけ)花の百名山
  • 長野県上田市菅平高原と須坂市の境にある標高2,207mの山。花の百名山に選定されており、代表的な花は8~10月に開花するウメバチソウ。

根子岳のコース

根子岳・四阿山案内図 根子岳・四阿山案内図。
根子岳の登山口は南西:菅平牧場登山口、西:こもれび広場登山口、北:米子登山口 の3つで、コースも主に3つ。
  • 菅平牧場コース登り利用人気コース!
  • 南西の菅平牧場から登るコース。最も一般的で人気のコース。
  • 峰の原高原コース
  • 西の峰の原高原にある、こもれび広場登山口から避難小屋・小根子岳を経て登るコース。
    2017年現在、避難小屋から小根子岳へ直接登るルートは登山道崩落のため通行禁止。そのため、北にある小根子岳北肩を経由しなくてはならない。
  • 米子コース
  • 北の米子から、小根子岳を経て登るコース。登山口近くに米子大瀑布(よなこだいばくふ)と呼ばれる、日本の滝百選に選定されている滝がある。
※ 四阿山から縦走してくるコースは割愛しています。
※ コース名に厳密な名称はありません。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!

根子岳・四阿山
の登山計画

GWでも登れるまだ登っていない百名山ということで、白羽の矢を立てたのが四阿山。ピストンが好きではないので、根子岳の周回コースを選択。ガイドブックでは「根子岳 ⇒ 四阿山周回コース」を案内していたが、四阿山を先に登る逆周りでも良い。少し悩んだが、結局はガイドブックに従って根子岳経由で登ることにした。

登山口に最も近いバス停は「菅平高原ダボス」。上田駅発7:05の始発バスに乗るには、東京からでは新幹線の始発に乗っても間に合わないため、前日入りが必須。バスを1本遅らせれば電車の始発でもアクセス可能だが、登山開始が10時になってしまうのでそれは避けたい。早朝に上田駅に到着する夜行バスも検討したが、高速バスは出ているが夜行バスは出ていない。ということで、遠方でよく使うパターンだが、高速バスで前日入りして、漫画喫茶で泊まることに。上田駅から徒歩20分ほどの場所にある、漫画喫茶「I LOVE遊 上田店」で睡眠をとる。

また帰りだが、菅平高原ダボスからの最終バスは18:35だが、18:43上田駅発の高速バスを予約していたため、1本前の16:35菅平高原ダボス発に乗らなければ間に合わない。しかし、標準コースタイムでスケジュールを組むと、途中を休憩なしで組んでも山頂滞在時間はたった25分。つまり、要所での休憩時間の捻出や山頂滞在時間を伸ばすには、時間を短縮して登らなければならない。

関連レポート

根子岳・四阿山コースレポート

「菅平高原ダボス」バス停 ~ 菅平牧場登山口

【8:05】「菅平高原ダボス」バス停に到着。
バスに乗っていたのは自分を含めて、男性3名のソロ登山者のみ。この日は「菅平高原ダボス」バス停近くでジュニアソフトテニス大会が開催されているようで、多くの中高生で賑わっていた。

【8:10】「菅平高原ダボス」バス停を出発。
バスの到着が5分ほど遅れたことと、登山口でトイレに行くなどグズグズしていたので、予定より10分遅れて出発。まずは菅平牧場登山口を目指す。山と高原地図ではバス停からの迂回路がコースとして紹介されているが、直進できる近道がある。往路では気付かなかったが、詳細は四阿山の復路で紹介する。

今回はどこかの区間でコースタイムを短縮する必要があり、下り以外で短縮できる区間の第一候補は、菅平牧場登山口まで歩く舗装道路。標準コースタイムは1時間。林道歩きは体力を消耗しないタイプと消耗するタイプがあり、この区間の林道は体力を消耗するタイプ。時間短縮を意識して登ったこともあり結構キツかった。

根子岳・四阿山は菅平牧場が管理する私有地のため、入山には入山協力費の名目で200円が必要。

このとき料金所の方と少し会話したため、助言を聞くことができた。根子岳の展望台までの階段は段差が大きく登るのが大変なこと、根子岳山頂付近の岩場に雪が残っているので注意すること。この助言は的を得ており、後ほど危うい場面に出くわすことになる。
【8:51】菅平牧場登山口に到着。
出発遅れの時間を取り戻し、予定時刻より10分早く到着できたが、キツイ林道歩きでこれから登山なのに既にヘトヘト。休憩しないと体力がもたないので登山口で呼吸が落ち着くまで休憩。結局、予定とほぼ同じ時間での出発となり、この区間での時間短縮はかなわなかった。 ちなみに登山口からすでに根子岳の山頂が見える。

菅平牧場登山口 ~ 展望台

【8:58】菅平牧場登山口を出発。
まずは登山口から、第一目的地の展望台を目指す。標準コースタイムは30分で、展望台までは丸太で階段が組まれている。料金所で聞いた助言どおり、段差の大きい箇所があったり、段と段との間がやや大股で歩くとちょうど良い間隔になっているなど、少し登りにくい。
【9:13】展望台に到着。
標準コースタイム30分のところを半分の15分で到着。展望台からは北アルプスと頸城山塊(妙高連峰)の眺望が望める。

展望台 ~ 根子岳

【9:21】展望台を出発。
ココからはダケカンバの樹林帯歩き。展望台出発直後は傾斜も緩やかだが、少しづつ傾斜が出てくる。ダケカンバの樹林帯を抜けるまでは、景色に代わり映えしない登山道が続く。
根子岳はあくまで通過地点としての山なので、10分ほど休憩してからすぐに四阿山に向け出発。

根子岳 ~ 大隙間

【10:33】根子岳を出発。
出発直後に通る根子岳の南側は大きく崩落しているが、特段危険な箇所はない。崩落箇所よりも、その先にある「鬼遊びの庭」と呼ばれる岩場の方が危険。
上の写真の岩の横に積もった残雪。この場所で雪に足を滑らせ、左側に滑落しかけてしまう。なんとか木に捕まって落下するのを防いだが、体は完全に崖側に落ちていたのでかなり危なかった。滑落していたら死なないまでも、自力で登山道に戻ってくるのは難しかっただろう。雪がなければそれほど危険な場所ではないので、これだから残雪期の登山は怖い。
山と高原地図の5万分の1地形図では等高線が読み取りにくいため、尾根伝いに歩けば四阿山に辿り着くのかと思っていたが、とんでもない。写真で見てもわかるとおり、四阿山と根子岳は全く別の山。160mほど下ってから、四阿山へ300mほど登り返す。

【10:56】大隙間に到着。
大隙間から四阿山へ約300mを登り返す。この時点で予定コースタイムより1時間早く、気持ち的にも余裕が出てきていた。

To be continued...

関連レポート

根子岳のコースタイム

予定 実際 場所
08:00 08:05~08:10 「菅平高原ダボス」バス停
09:00 08:51~08:58 菅平牧場登山口
09:30 09:13~09:21 展望台
11:10 10:23~10:33 根子岳
11:50 10:56 大隙間

根子岳の難易度

難易度

09/30

総合難易度
必要体力 体力難易度2
コース距離 コース距離難易度1
所要時間 所要時間難易度2
危険度 危険度難易度1

登山難易度 登山難易度3
小屋・水場 小屋・水場難易度1
アクセス アクセス難易度2

総合難易度 総合難易度3
※ アクセスは東京基点
評価基準の詳細はこちら。
必要体力・時間・距離

まずはバス停から菅平牧場登山口までの林道歩きが想定外にキツく、登山口に到着する前から体力を消耗する。この点は、菅平牧場登山口まで車でアクセスできるマイカー利用者が羨ましく思えた。

登山口から根子岳までは、標高差約600m、距離約3km、時間は1時間30分~2時間。時間も短く、途中に激しい急登もないが、日陰がほとんどないため、暑さで体力を消耗する。根子岳を登る場合、直射日光から頭を守るアイテムは必須。登山道は全般的に整備されている。
危険度・水場
登山口から根子岳山頂までの間に危険箇所はないが、山頂近くの「鬼遊びの庭」だけ注意が必要。自分の場合でも雪の影響で滑落しかけたし。
総括
今回はコースタイムの短縮を意識して登ったので少し疲れたが、難易度自体は高くない。当初は四阿山に登る途中で通過する山程度の認識だったが、根子岳のみを目的に登っている登山者も多く、四阿山と根子岳で二枚看板となっている。残念だったのは花の百名山なのに、ウメバチソウはおろか、他の花も全く見かけなかったこと。上信の山なので花が咲くには少し早かったようだ。
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