雨飾山

雨飾山登山

雨飾山

Amakazariyama

白

[雨飾山登山レポ]
11月に小谷温泉から登る雨飾山登山

2018年11月2日(土)天気:晴れ
雨飾高原登山口 ~ 雨飾山 ~ 雨飾高原登山口 ~ 雨飾高原バス停
  • 雨飾山日本百名山
  • 長野県の小谷村と新潟県の糸魚川市にまたがる、標高1,963mの山で、頸城山塊の一角をなす。山頂は双耳峰となっており、南峰には標柱と三角点が、北峰には石仏が祀られている。新潟県側には雨飾温泉、長野県側は小谷温泉といずれの登山口にも温泉があり、登山と温泉をセットで楽しむことができる。

雨飾山のコース

雨飾山のコース図 雨飾山のコース図。
雨飾山の登山口は、北の雨飾温泉、南の雨飾高原(小谷温泉)、西の大綱登山口の3つ。
近年は南の雨飾高原から登る登山者が多い。雨飾高原には南小谷駅から路線バスが、雨飾温泉には糸魚川駅から登山タクシーが出ている。(運行は期間限定)
  • 小谷温泉ルート人気コース!登り利用下り利用
  • 南の雨飾高原(小谷温泉)から登るコース。登山口近くには雨飾荘や山田旅館などの温泉宿がある。標準コースタイム3時間40分。
  • 雨飾温泉ルート
  • 北の雨飾温泉から登るコース。登山口近くには温泉宿の雨飾山荘がある。標準コースタイム4時間25分。
  • 大綱ルート
  • 西の大綱登山口から登るコース。標準コースタイム4時間。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!

雨飾山の登山計画

コース
コースは当初、小谷温泉から登り雨飾温泉に下山し、雨飾山荘で一泊する計画を考えたが、残念ながら雨飾山荘の今年の営業はすでに終了。次に、金山経由の縦走登山を考えたが時間が別途6時間ほど必要になり、登山口近くでの宿泊が必須となるが、雨飾荘はすでに満室。そのため消去法で、最も一般的な小谷温泉からのピストンとなった。後に気付いたが、登山口近くには雨飾高原キャンプ場があるので、キャンプ場にテントを貼り、そこを拠点に登る方法もありだった。
アクセス

往路はバスタ新宿から白馬駅まで高速の夜行バスを利用。白馬駅の始発に乗り南小谷駅に移動。小谷駅から路線バスに乗り終点の雨飾高原バス停で下車。バス停から登山口まで徒歩(約1時間)でアクセスする。

復路も白馬駅からバスタ新宿までの高速バス利用を考えたが、登山の所要時間やバスの本数などからスケジュール的に厳しい。そのため、南小谷駅から松本駅まで移動し、松本から高速バスを利用することにした。

雨飾山コースレポート

雨飾高原登山口 ~ 荒管沢

【8:25】雨飾高原登山口に到着。
計画では、雨飾高原バス停から1時間ほど歩き、9時15分頃登山口に到着する予定だったが、50分早く到着。実は雨飾高原バス停付近から、キャンプ場利用者のご厚意で、登山口まで送っていただきました。比較的タイトなスケジュールだったので、ほんと助かりました。
【8:34】雨飾高原登山口を出発。
出発直後は湿地帯のような平坦な場所を10分ほど歩く。この区間は、小川や小さな滝に湿地、そして紅葉も相まって風光が明媚。
ポイント小谷温泉コースには「○/11」と書かれた、進捗がわかる標識が設置されている。※○には数字が入る。
ちなみに数字は10段階だが、登山口が「1/11」のため山頂は「11/11」となる。
「2/11」地点以降は本格的な上りで、しかも結構な急登。「2/11」地点からブナ平まで、急登が続くため前半戦における難所。

【9:19】ブナ平に到着。
山と高原地図には掲載されていないがブナ平と呼ばれる小さな平坦地。名前の通りブナの木が多いが、ブナ平だけではなく雨飾高原から荒管沢(あらすげさわ)の区間は、ブナの木が多く自生している。疲れたのでココで中休憩。

ブナ平から荒管沢まで所要時間は約30分で、傾斜も緩やかになり、体力的には少し楽な区間。写真は割愛したが、荒管沢手前に「6/11」の標識がある。
【9:47】荒管沢に到着。
荒管沢の水量は豊富で、まず枯れることはないだろう。荒管沢から上流を見上げると風靡な景観が広がっている。

荒管沢 ~ 笹平

荒管沢から次の笹平まで、再び急登となるため後半戦の難所。道は前半と異なり細く、ガレ場に岩場などが増える。ちなみに、笹平までの道で「7/11」と「8/11」の標識は確認できた。
尾根に出てからが正念場。道はさらに急となる上、これまでの疲れも加わり、周りの登山者も含めみんな疲労困憊。なおこの区間に岩場やはしご場などあるが、滑落するような危険度ではない。
【10:56】笹平に到着。
笹平まできてようやく、雨飾山の山頂を視認できる。笹平の休憩スペースはやや狭めな上、山頂まであと少しなので、休憩せずにそのまま通過していく登山者が大半。

笹平 ~ 雨飾山の山頂

キツイ登りが続いたので、笹平を終着点のように思い込んでいたが、笹平から雨飾山まで30分ほど歩かなければならない。ただし、写真からわかるとおり、雨飾山直下の上りはあるが、大半は平坦な道。
【11:20】雨飾山の山頂に到着。
到着直後の山頂はダダ混み。山頂標識と三角点がある南峰に陣取ったが、食事をするスペースを確保するにも一苦労。11~12時が登山者の多いピークで、12時を過ぎると空いてきた。ちなみに上の、山頂標識の写真は、後に人が少なくなってから撮影したもの。
雨飾山の山頂からは、北は日本海と糸魚川市街地、東は金山に新潟焼山と火打山、西は北アルプスの雪倉岳、白馬岳などの眺望がある。
計画では13時山頂着予定で、山頂滞在時間は30分に設定していたが、登山口まで車で送ってもらったことによる1時間の短縮と、コースタイムを短縮した45分を足すと、合計2時間15分の余裕時間を捻出。と言っても、さすがに日帰りで2時間15分も山頂に滞在するのは長すぎるため、30分余裕をもって13時に山頂を出発することにした。

雨飾山の山頂 ~ 雨飾高原登山口

【12:55】雨飾山の山頂を出発。
少し早いが、山頂に残っていた人がどんどん下山し人もまばらになってきたため、出発することに。下りは登ってきた道を戻るピストン。コース状況がわかっている上、時間もあるので気楽。雨飾荘での日帰り入浴も視野に入れて下山開始。
【15:17】雨飾高原キャンプ場に到着。
往路はココまで車で送ってもらったが、復路は予定どおり雨飾高原バス停まで歩く。林道は途中でT字路を左に曲がる箇所はあるが、それ以外は基本的に1本道。また、山と高原地図ではショートカット道がコースとして紹介されているが、少々わかりづらいので、林道を歩いた方が無難。ショートカットできそうな道はあったが、コースという確証が得られなかったので、無難に林道沿いを歩いた。
雨飾荘で日帰り入浴もできるが、この日はすでに終了。雨飾荘のすぐ先に「雨飾高原露天風呂」もあるが、雨飾荘の日帰り入浴が終了した影響かダダ混みしていたので断念。
【16:08】雨飾高原バス停に到着。
温泉に入れなかったこともあり、結局17:09のバスまで1時間近く待つことに。往路の林道歩きを車で送ってもらったことで捻出できた時間分の待ち時間ができてしまった。

雨飾山のコースタイム

予定 実際 場所
08:11~08:15 08:11~08:23 雨飾高原バス停
09:15 08:34 雨飾高原登山口
11:05 09:47 荒管沢
12:30 10:56 笹平
13:00~13:30 11:20~12:55 雨飾山の山頂
13:45 13:17 笹平
14:40 14:03 荒管沢
16:15 15:17 雨飾高原登山口
17:05 16:08 雨飾高原バス停

雨飾山の難易度

難易度4

11/30

総合難易度
必要体力 体力難易度3
コース距離 コース距離難易度2
所要時間 所要時間難易度3
危険度 危険度難易度1

登山難易度 登山難易度5
小屋・水場 小屋・水場難易度0
アクセス アクセス難易度2

総合難易度 総合難易度4
※ アクセスは東京基点
評価基準の詳細はこちら。
必要体力・時間・距離
体力的にキツイのは急登が続く「2/11」~ブナ平の区間と、荒管沢~笹平の区間。人気ルートだけあって道はよく整備されていて登りやすい部類に入る。
時間は登りで正味3時間ほど、距離は林道歩きを除けば約8km。
危険度・水場
中間地点に荒管沢があるので、水には困らないコース。笹平の手前で岩場はあるが、滑落するような危険な箇所はない。また、道迷いの心配もない。
アクセス
車でアクセスすればなんてことないが、公共交通機関の日帰りは、タイトなスケジュールとなり少々ハードルが高い。今回は親切な方に送ってもらえてラッキーだったが、通常ならバス停から登山口まで約1時間歩かなければならないし。公共交通機関で前日入りして、雨飾荘に泊まり翌日登っていたシニアは1名いたが、日帰りでアクセスしていたのはたぶん自分だけ。前日入りの場合は、雨飾キャンプ場で1泊するのもあり。
総括
初級~中級向けぐらいの難易度。登山口の目の前に駐車場、そしてキャンプ場に温泉宿など、施設などの環境面にも恵まれている。いつかはこの雨飾山から金山、焼山、火打山と縦走してみたい。
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