日本二百名山の大岳山登山記録

大岳山登山
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[大岳山登山レポ]
鋸山経由で登る、大岳山・御岳山初詣登山!

2014年1月3日(金)天候:晴れ
奥多摩駅 ~ 鋸山 ~ 大岳山 ~ 御岳山 ~ 御嶽駅
  • 鋸山(のこぎりやま)
  • 東京都西多摩郡にある、標高1,109mの山。北の奥多摩駅近くから、南の神戸(かのど)まで鋸山林道が伸びている。鋸山林道は鋸山の西側稜線と、御前山の東側稜線の間に位置する大ダワを通過し、ヒルクライム競技のコースとしても有名。
  • 大岳山(おおたけさん)日本二百名山花の百名山奥多摩三山
  • 奥多摩を代表する標高1,266mの山。古くから農業の神、火災や盗難の守護神として山岳信仰の対象とされてきた山であり、右肩下がりの特徴的な山頂から、江戸時代には江戸湾に出入する船の目印にもなっていた。山頂近くに大岳神社と大岳山荘(現在は閉鎖)がある。日本二百名山及び花の百名山、 奥多摩三山(大岳山、御前山、三頭山)に選定されている。
  • 御岳山花の百名山新花の百名山
  • 山岳信仰の対象となっており、山頂には武蔵御嶽神社が建立されている。標高は929m。ケーブルカーで山頂近くまで登ることができる。

大岳山のコース

至仏山のコース地図 奥多摩 愛宕山公園周辺案内図。
主な登山口は、北東の御岳山(ケーブルカー御岳山駅)、北西の奥多摩駅(鋸山経由)、東の大岳鍾乳洞入口、南東の白倉、千足、とうげん橋、南東の和田向、軍道と多岐にわたる。大岳山で最もよく利用されているコースは御岳山から登るコース。本来の表登山道は、大嶽神社のある南の白倉から登るコースだが、利用者は少ない。
  • 今回歩いた大岳山のコース
  • 登り
  • 鋸山縦走
  • 奥多摩駅から御前山や鋸山を経由して登るコース。
  • 下り
  • 御岳山縦走
  • 御岳山方面から、大岳神社を経て登るコース。御岳山の山頂近くまでケーブルカーでショートカットできるため、最も利用者が多い。
アイコンの説明はこちら。
上記以外に大岳鍾乳洞入口からサルギ尾根経由で登るコース、同じく大岳鍾乳洞入口から大岳鍾乳洞や大滝を経由するコース、千足・とうげん橋・和田向・軍道から馬頭尾根沿いに登るコースなどがある。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!

大岳山の登山計画

今回の目的は初詣&登山。そこで山岳信仰のある山ということで、御岳山を選択。単に御岳山だけ登って帰ってくるのもつまらないので、鋸山経由で大岳山に登り、御岳山から下りてくるコースを設定。

大岳山の持ち物

実は初めての日帰り登山だったりする。泊まりと日帰りで大きく違いが出るのは、やはり荷物!荷物の重量に雲泥の差が出る。今回は、クッカーセットも持たず、着衣以外で持参したのはカメラ、水、行動食、ライト、手袋、レインウェア、携帯予備バッテリー、 ティッシュ、ゴミ袋と、宿泊するときに比べると荷物は激軽。

前回の丹沢では、同じくクッカーセットを持たず、途中で腹ペコでスタミナ切れした経験を活かし、地元駅のすき家で牛丼セットを、乗換えの拝島駅でうどんを食べ、登山の前に腹ごしらえをしておいた。

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大岳山コースレポート

奥多摩駅 ~ 愛宕山

青梅を過ぎると登山者専用と思えるほど、乗車している殆どが登山者。軽装登山者を中心に8割が御嶽駅で下車。残り2割の大半が奥多摩からバスに乗り換え。おそらくバス組は雲取山かな。残る少数派は奥多摩駅近郊の山に登るのだろう。鋸山がある愛宕神社方面に向かうのは、自分を含めて4人。3人男性1人女性で全員ソロ。

【8:42】登山開始。まずは愛宕山山頂の愛宕神社を目指す。

最初に正月でなまった身体に洗礼を浴びせてくれるのは愛宕神社の急階段。角度がすごいし、途中で階段がうねっているように見える。愛宕神社の階段を登り、更に登り坂を少し進むと愛宕山山頂の愛宕神社に到着。奥に進み少し下った先に鋸山への登山口がある。

愛宕山 ~ 鋸山

鋸尾根沿いに鋸山山頂を目指す。地図で確認すると鋸尾根は山頂に向かって直登なので、傾斜はきつそうだが、実際はそれほどでもなく、登山道も至ってノーマル。この山を単独で登る人は少ないと思うが、御岳山との縦走路として使われているのだろう、踏み固められた歩きやすい道。

ノーマルな登山道、歩きやすい道などから、日帰りの軽装だし楽勝かと思いきや、コレがそれなりにしんどい。12月初旬丹沢に登ってからろくに運動しておらず、筋力と体力が落ちているからだろう。危険箇所はほとんどなく、途中に一ヵ所だけ鎖場はあるが、ご丁寧に巻き道が用意されている。
7合目あたりから登山道に積雪がちらほらと現れる。山頂まで積雪のある場所・ない場所が混在しており、岩肌むき出しの箇所などもあるため、アイゼン付けるとかえって歩きにくいと思う。まあ、アイゼンは持ってきてませんけど。

鋸山 ~ 大岳山

鋸山から大岳山までは、最初こそ下り坂だが、その後は高度維持の平坦に近い道が続く。登山道ではなく、単なる山道ですね。要所で、積雪やアイスバンもあるが、危険な箇所は殆どない。唯一、積雪のある細い道で、崩落している箇所があったので、危険と言えばそこぐらいだろうか。

このまま、大岳山に着けば楽だったが、然うは問屋が卸さない。大岳山を目前に、急勾配の登りが待ち構えていた。急勾配な上に積雪があるため、慎重に登らないと危ない。雪で足元がズルズルと下に滑り落ちる事が数回あった。

この急な登りも正味15分ぐらいで大岳山の山頂に到着。結局、鋸山から大岳山の間で、本格的な登りはこの区間だけだった。

大岳山

【11:45】大岳山に到着。
鋸山と比較して大岳山の山頂はスペースも広く、南側を中心に展望が開けている。天気の良い日には富士山や丹沢などが見えるようだが、あいにく南側は霞んでおり、富士山は山頂部分のみ微かに見えた。

時間的に昼食をとっている登山者が多い。鋸山からのコースでは殆ど登山者を見かけなかったので、大半が御岳山から登ってきているのだろう。本当はココで食事といきたいところだが、クッカーセットがないため持参したバナナだけを食べ、すぐに出発。

大岳山 ~ 御岳山

大岳山から御岳山へは、長い下り道となる。道は積雪の影響で、登りよりも下りの方が危ない。滑落注意ポイントなどもあり、雪で滑らないよう注意しながら慎重に歩く。それでも二度ほど滑って転んだので、練習も兼ねてアイゼンを持ってきたほうが、よかったかもしれない。
大岳神社の近くに、2008年3月に閉鎖された大岳山荘がある。荒廃しており、山荘の面影はない。中にはオーナーさんが何か作業をしていましたが、再開はしないんでしょうかね・・・。
御岳山への道は途中で、奥の院経由とロックガーデン経由に分かれる。予定通りロックガーデンに進むが、分岐からロックガーデンまでは更に下り道となる。

ロックガーデン入口で、御岳山ハイキングコースと合流。ここから、登山者以外のファミリーやカップルなどが増える。

ロックガーデン入口には綾広(あやひろ)の滝、ロックガーデンの出口には天狗岩。天狗岩から更に鉄のハシゴを下るとそこに七代の滝。ここまでかなり下りが連続したため、当然ながら御岳山への登り返しが待ち構えていた。

なお、ロックガーデンに寄らずにロックガーデン入口手前にある分岐から、または七代の滝に寄らずに天狗岩の分岐から、直接御岳山まで辿り着けるコースもある。これらコースの方が、アップダウンが少なく楽に御岳山の御嶽神社に辿り着ける。
登り返しの後に、地図に示されていた展望台によってみたが、誰もおらず。展望台の高さが足りないのか、距離が遠すぎるのか、東京の街並みは山の間に少し見える程度。誰もいない展望台なので、彼氏・彼女と2人だけの空間を楽しみたい人にとっては良いと思うが。
きた道を戻り、御岳山の武蔵御嶽神社へ向かう。

御岳山 ~ 御嶽駅

【14:32】武蔵御嶽神社に到着。
御岳山山頂には武蔵御嶽神社が鎮座している。初詣を済ませ、おみくじを引き、参道の茶屋で昼食をとる。食べたのは山菜の入った御嶽そば800円。また参道の途中でコンニャク串「玉こん三兄弟」を食べた。

【15:44】 御岳山麓の滝本駅に到着。
ここから御嶽駅まで頑張れば歩くこともできるが、膝が痛くなってきたので、無理せずバスに乗ることにした。

【16:11】 御嶽駅に到着。
お疲れ様でした。

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大岳山コースタイム

予定 実際 場所
07:46 08:28 奥多摩駅
- 09:00 愛宕神社
- 10:43 鋸山
12:00 11:46 大岳山
- 14:32 武蔵御嶽神社
- 15:44 滝川駅
16:00 16:11 御嶽駅

大岳山の難易度

難易度

09/30

総合難易度
必要体力 体力難易度1
コース距離 コース距離難易度3
所要時間 所要時間難易度3
危険度 危険度難易度1

登山難易度 登山難易度4
小屋・水場 小屋・水場難易度1
アクセス アクセス難易度0

総合難易度 総合難易度3
※ 31,011歩(1日の歩数)
※ アクセスは東京基点
評価基準の詳細はこちら。

鋸山までの登りが意外と苦戦した。しかし鋸山まで登ってしまえば後は楽。鋸山から大岳山まで1時間ほど歩くが、山頂直前の急登まではほぼ平坦な道が続き、体力も殆ど消耗しない。山頂直前の急登も10分ほどで山頂に辿り着ける。

冬に1,000m超えの山に登る場合、アイゼンを持参した方が良いかもしれない。大岳山山頂付近だけは積雪が多く、アイゼンを付けて歩いたほうが安全。特に雪の場合下りが危ない。

鋸山から大岳山まで水場はないが、御岳山側は沢や滝など水場が多い。逆回りの場合、御岳山までケーブルカーで登りそこから大岳山に登ると時間と標高差を短縮できる。
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