日本二百名山の大岳山登山記録

馬頭刈山から見た大岳山
白
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[大岳山登山レポ]
馬頭刈山・大岳山・御岳山縦走!馬頭刈尾根から登る大岳山登山

2016年3月19日(日)天候:晴れ
瀬音の湯 ~ 高明山 ~ 馬頭刈山 ~ 鶴脚山 ~ 大岳山 ~ 鍋割山 ~ 御岳山
  • 馬頭刈山
  • 読み方は「まずかりやま」。東京都あきる野市にある、標高884mの山。大岳山の南東、馬頭刈尾根上にある。馬頭刈山からの風景は、関東富士見百景に選ばれている。
  • 大岳山
  • 奥多摩を代表する標高1,266mの山。古くから農業の神、火災や盗難の守護神として山岳信仰の対象とされてきた山であり、右肩下がりの特徴的な山頂から、江戸時代には江戸湾に出入する船の目印にもなっていた。山頂近くに大岳神社と大岳山荘(現在は閉鎖)がある。日本二百名山及び花の百名山、 奥多摩三山(大岳山、御前山、三頭山)に選定されている。
    日本二百名山花の百名山
  • 御岳山
  • 山岳信仰の対象となっており、山頂には武蔵御嶽神社が建立されている。標高は929m。ケーブルカーで山頂近くまで登ることができる。
    花の百名山花の百名山

大岳山のコース

主な登山口は、北東の御岳山(ケーブルカー御岳山駅)、北西の奥多摩駅(鋸山経由)、東の大岳鍾乳洞入口、南東の白倉、千足、とうげん橋、南東の和田向、軍道と多岐にわたる。大岳山で最もよく利用されているコースは御岳山から登るコース。本来の表登山道は、大嶽神社のある南の白倉から登るコースだが、利用者は少ない。
  • 今回歩いた大岳山のコース
  • 登り
  • 馬頭刈尾根
  • 瀬音の湯、または軍道から馬頭刈尾根沿いに登るコース。高明山・馬頭刈山・鶴脚山を縦走する健脚向けのコース。比較的下山で利用されている。
  • 下り
  • 御岳山縦走
  • 御岳山方面から、大岳神社を経て登るコース。御岳山の山頂近くまでケーブルカーでショートカットできるため、最も利用者が多い。
アイコンの説明はこちら。
上記以外に鋸尾根経由のコース、大岳鍾乳洞入口からサルギ尾根経由で登るコース、同じく大岳鍾乳洞入口から大岳鍾乳洞や大滝を経由するコース、千足・とうげん橋・和田向・軍道から馬頭尾根沿いに登るコースなどがある。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!

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大岳山コースレポート

瀬音の湯 ~ 高明山

【6:42】バス停「追分」下車。
自分は「追分」で下車したが、瀬音の湯から登るなら荷田子バス停、軍道から登るなら十里木バス停で下車するのが良い。
なお、瀬音の湯(下の地図の黄色矢印)から登ると無駄に1ピーク越えなければならないので、少し先にある車道との交差地点(下の地図の青色矢印)から登ったほうが楽。

【7:00】瀬音の湯登山口に到着。
登山口に看板がないため要注意。ココしか道がなかったので登り始めたが、少し登って尾根に登ると道標発見。何故、この道標を登山口に設置しないのか・・。ちなみに、反対方向に「眺望ポイント」と書かれていたので行ってみたが、大した眺望でもないので行くだけ無駄だった。そもそも、まだ5分しか登っていない高さだし。

軽い上りがあった後に、小さな祠のある小ピークを通過。そのまま進むと吊橋で車道と交差する。吊橋を渡った先に道標がある。

吊橋を渡った先にある道標の場所には、右側に車道から登ってくる階段があるので、正式な馬頭刈尾根の登山口はココなのかも。わざわざ瀬音の湯から登ってきたことをちょっと後悔。ココで、本格的な登りに備えた準備兼小休憩。

【7:26】馬頭刈山へ向け出発。第一目的地は高明山。
のっけからの急登に、久しぶりの登山なので、序盤からバテバテ。途中に平坦な場所は少しあるものの、ほとんど登り一辺倒の登山道なので、体力的に相当こたえる。

【8:10】軍道から登る登山道との合流地点に到着。
ココまで登山口から40分ほどで到着しているが、体力的にはかなりキツかった。ちなみに、この合流地点にたどり着く少し前に、合流地点を通過する登山者の姿を一瞬捉えたが、その後この登山者を見かけることはなかった。

疲れたので少し小休憩してから出発。出発後は、少し登って高明神社の鳥居をくぐる。この鳥居以降、團子木社(読み方不明)、鶴松神社、大杉神社、と書かれた石碑がそれぞれ設置されていたが由来は不明。そして大杉神社と書かれた石碑から、高明神社跡への最後の登りとなる。この最後の上りもキツかった。
【8:42】高明神社跡に到着。
高明神社跡は高明山の山頂付近ではあるが山頂ではない。おそらく山頂は高明神社跡後方の高台だと思うが、登山道は山頂を巻いている。

高明山 ~ 馬頭刈山

少し休憩した後、馬頭刈山へ向け出発。
高明神社跡から少し下った後、そこから馬頭刈山への上りが、2段階で待ち構えている。特に2段階目の山頂直下の上りがキツかった。
【9:06】馬頭刈山に到着。
馬頭刈山は富士見百景に選ばれているが、このときは知らなかったので写真に全く残っておらず。後に登る大岳山から富士山は見えていなかったので、馬頭刈山からも見えていなかったと思う。なお、馬頭刈山から大岳山ははっきりと捉えることができる。

馬頭刈山 ~ 鶴脚山

馬頭刈山から鶴脚山まで、一旦下って登り返す。アップダウンの回数は一回だが、その一回が大きい。
【9:33】鶴脚山に到着。
鶴脚山の山頂スペースは狭い。鶴脚山で食べ損ねていた朝食のパンを食べながらしばし休憩。

鶴脚山 ~ 富士見台

【9:44】鶴脚山を出発。
次なる目的地は富士見台。その前につづら岩と呼ばれる岩場を通過する。鶴脚山以降、パラパラと下山利用の登山者とすれ違うようになる。やはり馬頭刈尾根は登りより下山利用者の方が多いようだ。

鶴脚山と富士見台間のコースタイムは、往路と復路でたった10分の差。山と高原地図の50,000分の1地形図では等高線が読み取れず、平坦な道を想定していたがこれは甘かった。この区間は7つから8つほど、小・中規模のアップダウンが連続しており、地味にキツイ。
【10:43】富士見台に到着。
名前のとおり、富士見台からも富士山が見えるはずだが、やはり霞がかかっており見えない。疲れたので少し休憩してから、本日の主目的地である大岳山へ向け出発。

富士見台 ~ 大岳山

富士見台まで起伏のある登山道だったが、富士見台から大岳山の山頂直下まで殆ど平坦な道。大岳鍾乳洞と白倉への分岐だが、山と高原地図では十字路になっていたが、厳密には少しズレていた。
【11:47】大岳山の山頂に到着。
登っている時は数えるほどしか登山者を見かけなかったのに対して、山頂はドン引きするぐらい人が多かった。人が多すぎて落ち着かなかったが、腹も減っているので、ココで昼食。

大岳山 ~ 鍋割山

【12:42】大岳山の山頂を出発。
時間に余裕はあるが、人が多くて落ち着かないので1時間ほど滞在した後に出発。

大岳神社の近くに、2008年3月に閉鎖した大岳山荘がある。3年前に来たとき室内は荒廃していたが、このときはきれいに整頓されていた。[大岳山荘室内の写真]
なお、大岳山荘には展望台もあるが現在は崩落の危険があるため立入禁止。トイレだけは利用できる。

大岳山荘から歩くこと約20分ほどで鍋割山・奥ノ院とロックガーデンへの分岐に到着。

【14:25】奥ノ院に到着。
少ピークの頂には小さな祠が1つあるだけ。「これだけ?」と思ったが、少し下った先にきれいな社がありました。

鍋割山を出発したあたりから右膝痛がひどく、奥ノ院から御岳山までの下り道は、痛みを我慢しながら歩いたので結構ツラかった。
【15:30】御岳山の武蔵御嶽神社に到着。
お参りを済ませて、早々にケーブルカーの御岳山駅に向かう。余裕があれば参道を歩いて下山する予定だったが、膝がめっちゃ痛いので、無理せずケーブルカーで下山する。
【16:00】ケーブルカー御岳山駅に到着。
めっちゃ混んでましたが、なんとか乗れて無事に下山。

関連レポート

大岳山コースタイム

予定 実際 場所
06:45 06:42 追分バス停
- 07:00 瀬音の湯登山口
- 08:42 高明神社跡
- 09:06 馬頭刈山
- 09:33 鶴脚山
- 10:43 富士見台
- 11:47~12:42 大岳山
- 13:41 鍋割山
- 14:25 奥ノ院
- 15:30 御岳山
15:00 16:00 ケーブルカー御岳山駅

大岳山の難易度

難易度

12/30

総合難易度
必要体力 体力難易度3
コース距離 コース距離難易度4
所要時間 所要時間難易度3
危険度 危険度難易度0

登山難易度 登山難易度5
小屋・水場 小屋・水場難易度2
アクセス アクセス難易度0

総合難易度 総合難易度4
※ 26,632歩(追分バス停から御岳山駅までの歩数)
※ アクセスは東京基点
評価基準の詳細はこちら。

今回の馬頭刈尾根から登る大岳山は、奥多摩急登チャレンジの1つとして挑んだが、急登という概念とは異なる。確かに馬頭刈山までは上り一辺倒の登山道だが、馬頭刈山から富士見台までは小規模なアップダウンが続く道。このアップダウンは小規模とはいえ、回数的には10数回あるため、ボディーブローのように徐々に体力を奪われる。このアップダウンの多さと距離の長さが、馬頭刈尾根最大の特徴といえる。

馬頭刈尾根は主に御岳山から登った下りで利用されており、登っている登山者は1人しか見かけなかった。下りで利用する場合でも、アップダウンのある道なので、最低限の体力は必要だが、柳沢林道や千足尾根など派生(エスケープ)ルートもあるので、下りで利用しやすい道といえる。

危険箇所はないが馬頭刈尾根に水場はなく、難易度を上げている要因の1つ。五日市駅からバスを乗り継ぐ必要はあるが、登山口までは比較的容易にたどり着けるので、アクセス面に問題はない。

総括として、ブランク明けに登るにはちょっと難易度の高いコースだったかもしれない。下山後は右膝痛で歩くことすらままならない状態になってしまったし。
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