大峰山の山小屋「稲村ヶ岳山荘」の評判と感想
稲村ヶ岳山荘データ
稲村ヶ岳山荘基本データ | |
---|---|
場所 | 山上辻 ※大日山まで約30分、稲村ヶ岳まで約40分、山上ヶ岳まで約1時間30分a |
営業期間 | 4月下旬~11月下旬 |
料金 | 1泊2食7,200円、素泊り4,200円 |
収容人数 | 定員約30名 |
予約 | 原則必要。 |
水場 | あり |
テント場 | あり |
消灯/食事時間 | 消灯21:00/夕食17:00~18:00、朝食5:00 |
その他 | 宿泊は主に土日のみ。2名以上なら平日の宿泊も可。 |
ホームページ |
http://web1.kcn.jp/suisui-inaina/ https://www.facebook.com/稲村ヶ岳山荘-464780613595844/ |
※データは宿泊時の情報です。最新情報は山小屋のホームページなどでご確認ください。
その他稲村ヶ岳山荘の情報
従業員は管理人1名のみ。土日のみ営業のため、管理人さんは週末になると、普段お住いの洞川から稲村ヶ岳山荘のある山上辻まで登っているらしい。
夕食は味噌仕立ての鍋が基本で、時には豚やかしわの水だきや、すき焼きなどにもなるらしい。自分のときは醤油仕立ての鶏鍋だった。
宿泊スペースは3段式になった寝床。部屋は、寝室、食堂、談話室が一体化しており、つまり一部屋で3つ兼ね備えているが、大部屋と呼べるほど広くはない。「山小屋ナビ.COM」には大部屋3室と書かれていたが、他には部屋はなかったように思える。
自分が泊まった日は11月22日のため、この日が今年最後の営業日。3連休の中日で翌日の天気が雨予報だったため、予約はすべてキャンセルとなり、結局この日の山小屋宿泊者は自分一人だけ。なお、テントは2張ほど張られていた。
トイレは山小屋では珍しい水洗トイレ。と思いきや、水は外にあるバケツを使って手動で流す。補助金で建てられたトイレらしいが、完成直後から調子が悪かったらしい。当初は修理対応を行っていたようだが、故障が頻繁したため、現在はバケツを使って手動で流すようになっている。
稲村ヶ岳山荘の評判
稲村ヶ岳山荘のネットでの評判ですが、1件しか見つかりませんでした。テント泊の情報は少しありましたが、小屋の評判に関する情報は極端に少ないです。土日しか営業していないことからも、山上ヶ岳や稲村ヶ岳なら日帰りでも十分登れる山なので、山小屋利用者も少ないのかもしれない。
■ 良い評判
稲村ヶ岳山荘の感想
■ 料金はリーズナブル
1泊2食付で7,200円は、山小屋の中でも安い料金設定。
■ 水場あり
近くの沢から山小屋まで、ポンプを使い水を引いているので、水は自由に飲むことができる。
■ おもてなし感が半端なく良い
この日はキャンセルが出て、自分一人だったことも理由だと思うが、おもてなし感が半端なく良かった。ボリューム満点の食事に加え、登山関係から大峰山の歴史、その他雑談まで色々と話を聞かせてもらえた。
■ 食事は鍋でボリューム満点
夕食に鍋は初めてのケースだったが、これはナイスな夕食だと思う。標高が高い場所にある山小屋なら夏場の鍋でも暑くはないし、登山者同士の会話も弾みそう。キャンセルが出たせいか量が多く、食べきるのが大変だった。最後は締めの麺まで出てきてお腹いっぱい。
■ 稲村ヶ岳山荘感想まとめ
稲村ヶ岳山荘の評価 | |||||
---|---|---|---|---|---|
立地 | 建物 | 料金 | |||
接客 | 食事 | 水場 | |||
|
|||||
総合 |
管理人さんもざっくぱらんな方で、山小屋独特のとっつきにくい感じはない。テント泊の登山者とも気さくに話をされていたので、食事だけで立ち寄っても、不愉快な思いをすることはないだろう。
土日営業のみや口コミの少なさから、それほど混むことはなさそう。ちなみに、前日は15名ぐらいだったらしい。
山上ヶ岳や稲村ヶ岳は、関西近郊在住者なら、日帰りでも十分登れるが、山で一泊したいという方にはおすすめできる山小屋。
以上、稲村ヶ岳山荘の感想でした。
コメント