徒然なる登山放浪記
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登山道のすれ違いは上り(登り)優先?

「登山道において登山者同士がすれ違うときは上り(登り)優先」(※以下「上り」と記載)というルールは、登山経験がある方ならばご存知の方も多いだろう。

登山道

しかし、この上り優先ルールだが、少々疑問を感じることがあり、このテーマについてブログを書いてみた。自分の経験談だが、バテバテで登っている時に、上り優先ということで、上で下山者に待たれると返って迷惑に思うことがある。バテバテなので「そこまで登らないとダメ?先行ってほしいんだけど・・」という心情。まあ、自分の場合、少し先でじっと待っている人とかいたら、「バテバテなので先にどうぞ!」って声掛けてます。

まず、何故上り優先なのかについて、その理由を調べてみた。概ね下記4つの理由が挙げられている。

  1. 下山者が動くと落石発生の危険性があるため。
  2. 上りよりも下りの方が、道の先まで見通せるなど状況把握しやすいため。
  3. 上りの方がツラく、余裕のある下山者の方が的確な状況判断ができるため。
  4. 登っている人のペースを乱させないため。

[1]関しては納得できる内容だが、[2][3][4]が=(イコール)「上り優先」となるのか?この上り優先という意味だが、上りを先に通すといった意味で捉えている人も多いと思うが、本来は「下山者が登ってくる登山者を優先的に考え、状況判断してあげる」という意味ではないだろうか?

例えば自分の場合、バテバテの人が登ってくれば、ゼエゼエと深呼吸で足を止めている瞬間を狙ってすれ違うようにしているし、どうしても上で待つ必要がある場合でも、写真を撮ったり地図を確認したりするなど、待っている感を出さないようにしている。なるべく下山者は、登ってくる登山者のペースを乱さないよう、ジャマにならないよう配慮することが大切だと思う。

上り優先で、登ってくる人を先に通すという、本来の意味(自分の想像だが)と履き違えて伝わっているのではないかと疑問を感じたので、ちょっと書いて見ました。

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