登山で「ヘッドライト」は必須の持ち物?その理由とは・・
登山で、高い山・低い山関わらず、必ず持っていく必須の持ち物があります。登山をはじめたばかりの方で、実はこのアイテムを必須と感じていない方が多いので、今回記事にしてみました。
ズバリそれは「ヘッドライト」です。よく登山情報サイトなどではレインウェアの重要性を説いておられる記事はよく見かけます。もちろんレインウェアも雨が降れば生死に関わるアイテムとなるが、低山で天気予報が晴れ予報であれば、ヘッドライトよりも重要性は低下します。
さて、何故ヘッドライトが重要なのか?万が一山中で日が暮れてしまった場合、あたりは真っ暗闇となり何も見えません。そんな状態でヘッドライトがなければ身動き取れずに即遭難です。しかも、日が暮れるということは下山している途中なので、歩いている場所は谷や雑木林の中など、日中でも陽の光が届きにくい場所。つまり、平地よりも暗くなるのが早く、特に秋の登山ではあっという間に真っ暗になります。
あたりが真っ暗闇になると、単純に何も見えない以外に心理的にも追いつめられ、冷静な判断ができずに、コースから外れてしまうなど、負の連鎖も発生。しかも、この「日が暮れてしまう」というケースは、低山でも十分発生し、且つ誰もが直面する可能性を秘めています。
このヘッドランプを必須アイテムにするもう1つの理由は、値段が安いこと。安いものであれば1,500円程度。それなりのものでも3,000円弱ほどで購入できます。
時々、スマホの液晶の光を懐中電灯代わりに使っている人もいますが、そもそも暗い場所を照らすことを想定されていませんので、ないよりマシという程度の代用性しかありません。どうしてもスマホを使う場合は、スマホのカメラについているフラッシュを懐中電灯として使えるアプリがあるので、インストールしておくと便利です。
自分もヘッドライトの電池がなくなるなど、最悪のケースを想定しインストールしています。ちなみに自分がインストールしているのは「もっとも明るいLED懐中電灯」というアプリ。でも、スマホのバッテリーがなくなったらアウトなので、あくまで保険です。
また、ヘッドライトの代わりにペンライトや小さな懐中電灯でも代用可能です。スマホよりも代用性はありますが、片手が塞がってしまうため、やはりヘッドライトの機能性には及びません。
一度でも山中で日が暮れてしまった経験がある方なら、ヘッドライトの重要性を身にしみて感じておられるかと思います。登山する方なら、高山・低山に関わらず持参を強くオススメします。安ければ1,500円程度で買えるものですし。
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