徒然なる登山放浪記
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塩見岳の山小屋「塩見小屋」の評判と感想

塩見小屋データ

塩見小屋基本データ
場所 塩見岳山頂まで約1時間20分
料金 1泊2食8,500円、1泊夕食のみ7,500円、素泊り5,500円
収容人数 約40人
予約 要必要(混雑状況によって予約なしでも宿泊可らしい)
水場 コース外にあり。(往復35分)
テント場 なし(幕営禁止)
消灯/食事時間 消灯20:00/夕食16:30~18:00(入替制)
その他 談話室なし、自炊スペースなし、寝具はシュラフにマット
ホームページ 塩見小屋を管理している伊那市の第三セクター伊那市観光のホームページに塩見小屋の紹介ページあり。

その他塩見小屋の情報

塩見小屋夕食のカレー

夕食のカレー

夕食時間は16時30分から30分ごとの入れ替え制。夕食は野菜カレーで、味は普通。野菜以外の具とご飯はお替り可。

寝室は本館と別館があり自分は別館だった。塩見小屋は2015年に改装工事をしたため、施設はきれいだったが全般的に狭い。天井が低いため、一度頭を思いっきり打ってしまいスゲー痛かった。ザックを置く場所も狭く、3名分のスペースに2名分のザックしか入らず、寝床にも狭くて置けないため自分のザックは通路となる地面に置くことになった。

寝具は布団ではなくシュラフにマット。談話室などの共有スペースや自炊室はないが、食後に食事した部屋で自炊している人や、本を読んでいる人もいた。トイレの小はトイレ裏に小便器が別に設置されており、大は携帯トイレを使用し、トイレ横のボックスに廃棄する。宿泊者には携帯トイレ1枚が割り当てられ、2枚目以降は有料。

塩見小屋別館内部

塩見小屋別館。寝床。

ドリンク類などは、他山小屋に比べて割高。水場はあるがコース外にあり往復35分。ペットボトルの水を購入するなら500mlで400円、2Lで800円もするため、往復35分と天秤にかけ大いに悩むところ。1度水場まで行ってみたが、斜面をかなり下る。目印があったので良かったが、なかったら怖くてあそこまで下れない。反面、戻ってくるときは上りなので塩見小屋に到着するころには汗だくになる。

塩見小屋の評判

2016年より塩見小屋の管理人が変わり、新たな管理人が塩見小屋の管理運営を行っています。しかし、塩見小屋の前管理人が、委託契約を更新しない旨の意思表示が明確でなかったとして仮処分を申し立てる(後に却下)など契約トラブルが発生。詳細は前管理人が運営していた「Facebookページ」の2016年4月頃の投稿に書かれているので、興味のある方は読んでみてください。
※このFacebookページは「塩見小屋」となっているが、契約トラブルにより現在運営の塩見小屋とは無関係のFacebookページになっている。

つまり、過去の塩見小屋の評判は、管理人が変わっているため、あまり参考になりません。でも書いてしまった後に気付いたので、一応載せておきます。

塩見小屋のネットでの評判だが、情報の数自体は多くなく、良い評判1件、悪い評判2件が見つかった。いわゆる賛否両論。

塩見小屋外観

塩見小屋外観

ちなみに、三伏峠小屋との関係で少し気になったのが、伊那市観光株式会社のホームページの塩見小屋ページに「塩見岳周辺には他に小屋がありませんので・・・」と記載されているが三伏峠小屋あるよね?これは、三伏峠小屋に対するプチ嫌がらせでしょうか・・。

■ 良い評判

■ 悪い評判

「信州トレイルマウンテン」さんの記事の中で、三伏峠小屋に対するネガティブな発言が書かれている。下山で少し一緒に歩いた三伏峠小屋にザックをデポし登っていたおじさんが、三伏峠小屋に宿泊したにも関わらず、デポ代を徴収されたと愚痴っていたのを思い出した。そこで、三伏峠小屋の評判も調べてみたが、ネットでの三伏峠小屋の情報は皆無で、紹介できるような情報は見つけられなかった。

塩見小屋の感想

利用日:2016年8月13日(土) 申込内容:1泊2食付き 事前に予約
まずはトピックスをまとめてみた。

■ 就寝スペースが狭い。

これまで詰め込まれるという経験をしていないので「贅沢だ!」と言われるかもしれないが、就寝スペースが狭かったのはかなり寝心地が悪かった。近くにイビキの大きい人がいなかったのは幸いだったが、寝心地が悪く、予定より1時間も早く起きてしまったし。

■ 天候不安定にも関わらず、山小屋から登山者へ最新の天候情報の提供がない

濃霧の塩見岳

濃霧の塩見岳

小屋に到着した13日は濃霧が発生していたため、本日塩見岳に宿泊する登山者が最も気がかりだったのが14日明日の天気。山に登る直前の天気予報では13日が晴れで14日は曇りだったので、明日の朝一の天気にかける登山者の想いがひしひしと伝わってくる。にも関わらず天気に関する情報は皆無。食事の際に管理人から話があったのは小屋利用のルールのみだった。

蓋をあけてみると、翌日の早朝6時30分頃までは濃霧だったが、その後急速に天気が回復。気の毒だったのは、早朝の濃霧の時間帯にやってきて6時30分前に下山してしまった登山者。塩見小屋だけのせいにする訳ではないが、最新の天気予報を教えてくれていれば、早々に下山していった人たちも、天気回復前に下山することはなかったかも。

快晴の塩見岳

濃霧が晴れた塩見岳

まあ、天候情報は個々の登山者が個別に確認すれば良いのだが、ポイントはそこではなく、山小屋が登山者目線でサービスを提供しているかという事。登山者目線で考えられているなら、最新の天候情報はあって然るべきだが、それがなく山小屋のルールのみを周知する点に、管理人の登山者への見方・捉え方の一端が伺える。

■ 従業員の接客がクールすぎ!

従業員は中高年の管理人1名、登山者対応にアルバイト3名(男性2名、女性1名)、キッチンにも2人ぐらいはいたと思うので、全員で約6名。アルバイト2名の対応がクールすぎたので、何か確認したいときは一番感じの良いハキハキした男性アルバイトにすべて聞くようにしていた。管理人に関してはこの後で述べる。

■ 朝食弁当がショボかった

塩見小屋の朝食弁当

塩見小屋の朝食弁当

ご来光を見るために、朝食は弁当にしてもらったが、これまで経験した山小屋の中で、もっともショボい朝食弁当だった。ちらし寿司をグレードダウンさせたような酢飯のみ。味は普通だったが、このクオリティで1,000円なら、朝食なしにして予備の食事を食べれば良かったと後悔。

■ 管理人の接客が最悪!

極めつけがコレ!それは翌朝3時前に起床し、コンタクトレンズを装着できる場所を探していた時の事。寝床は狭くてとても無理だし、トイレは暗く鏡もない。外で装着する訳にもいかず右往左往していた時、食事をした部屋の扉が開いていたので、テーブルを借りようと部屋に入ったところ、管理人の男性が1人帳簿をつけていた。

自分に気付き、スゲー不機嫌そうに発した言葉は「何?何の用?」。コンタクトレンズつけるのにテーブルを借りたいと伝えたところ、「いいけど、終わったらすぐ出て行ってくれよ」と一言。退出する際に「ありがとうございました」と一応お礼をしたところ完全無視。ありえないほど感じが悪かった。この応対で、これまでの些細な不満の種火にも引火し、一気に不満の炎が燃え上がった。

■ 塩見小屋感想まとめ

塩見小屋評価
立地 良い 建物 悪い 料金 普通
接客 悪い 食事 普通 水場 普通

総合 登山道

管理人の接客の悪さがきっかけで、ある印象的な特徴に引きずられすべてを悪く感じてしまう「ハロー効果」により、些細な出来事までも、より強くネガティブな印象を持ってしまったかもしれない。

しかし、接客は良くないとしても、塩見岳山頂近くという立地上、利用しない訳にはいかない場合もあると思う。特に縦走する場合は、位置的に重要な役割を果たす山小屋。その立地の良さ故に、接客の悪さに繋がっているのか。

小屋を利用するとき、せっかくの楽しい登山に水を差される可能性があるため、管理人には近づかないようにするのが無難。アルバイトはクールだと書いたが、管理人のように攻撃してくることはないので、なるべくアルバイトさんと接することをおススメします。

以上、塩見小屋の感想でした。

塩見岳登山レポート

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