日本百名山の伊吹山登山記録

日本百名山伊吹山
白
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[伊吹山登山レポ]
滋賀の名峰!快晴の伊吹山登山

2014年9月28日(日)天候:晴れ
上野登山口 ~ 伊吹山山頂 ~ 上野登山口 まで
  • 伊吹山日本百名山
  • 滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山地の最高峰、標高1,377mの山。古くから霊峰とされ、日本書紀においてヤマトタケルが伊吹山の神である大きな白猪を倒そうとし返り討ちにあったとする神話などが残されており、山頂には日本武尊(ヤマトタケル)と山の神である白猪の像が祀られている。1940年伊吹山ドライブウェイの開通により、山頂は観光地化されている。

伊吹山のコース

伊吹山の登山口は、「上野登山口」「弥高登山口」「上平寺登山口」の3つ。(ドライブウェイは省く)

登山者の大半は「上野登道」を利用するコースのピストン。「弥高尾根」「上平寺尾根」は上級者コースと紹介されている。
下記以外にも岐阜県側から登る「笹又登山道」もあるが、途中でドライブウェイと合流し、ドライブウェイが歩行禁止のため、このコースから山頂へ行くことはできない。
  • 伊吹山のコース
  • ピストン
  • 表登山道
  • 登山口には、三之宮神社、伊吹山観光案内所などがある。大半の登山者はこの表登山道から登っている。5合目には売店もある。
※コース名に厳密な名称はありません。
地図を持たない登山は危険ですので、必ず地図を持って登りましょう!

伊吹山の登山計画

今回の登山目的は、近畿の山に1度登ってみたかったこともあるが、前回金峰山の登山者に教えてもらった「ストラップショット」の試用。
ついでに雲取山で使用し使い心地がいまいちだった「NSRパックタオル パーソナル」を半信半疑でもう一度試用も兼ねる。

マイカー利用(実家の車だけど)で日帰り、またコースもわかりやすい1本道で遭難するような山でもないため、詳細なルート調査や、地図も購入していない。

伊吹山コースレポート

上野登山口周辺

【5:00】京都の実家を出発。
名神高速を使って米原までは順調だったが、目的地「伊吹山」にしてナビを使うとドライブウェイで山頂まで誘導されてしまう。ドライブウェイ入口の車中で、スマホ使って検索してルートを訂正したが、目的地の登山口を探すのに苦労したので、事前にマップコードなど調べておいた方が良い。ちなみに登山口周辺のマップコードは「242 181 788」。

登山口周辺では、敷地を開放して駐車場にしている民家が多数。登山口方面へ車を走らせると、キャバレーの呼び込みのようなご老人たちによる駐車場誘導合戦。手慣れた誘導に躊躇してしまうが、事前情報により登山口から遠い誘導は全てスルーして、三之宮神社近く民家の駐車場に停車。料金は500円だが、料金はどこの駐車場も同じらしい。

【7:01】三之宮神社で、ガスバーナーを使ってラーメンを食べる。
【7:50】準備もろもろ整え出発。

登山口 ~ 2合目

登山口から1合目までは普通の森林地帯。足場はゴツゴツして歩きにくいが、傾斜は緩やかな登り。1合目~5合目あたりで下山してくる人と何人かすれ違ったが、おそらくご来光目的のナイトハイクの登山者たち。1合目直前に「ひろきち地蔵」のなるお地蔵さんあり。

【8:07】15分ほどで1合目に到着。
なお、伊吹山の表登山道は要所で「○合目」と書かれた看板が立てられている。(何故か9合目だけはなかった)

1合目からは旧伊吹山スキー場のゲレンデ上を歩く。伊吹山スキー場は、スキー人口の減少、運営会社の経営難、地球温暖化に伴う積雪量の減少などが原因で2008年から休業、2010年にスキー用のリフトが撤去され完全に閉鎖された。

通常の山だと6~7合目ぐらいで見られるような景色が1合目から広がる。しかし足の踏ん張りが効きにくくズルズルと滑りやすい砂地のため歩きにくい。そして日差しを遮るものがないのでめっちゃ暑い・・・。
【8:21】2合目に到着。

2合目 ~ 3合目

2合目ベンチで小休憩してから出発。伊吹山スキー場跡地を抜けた後は、沿道に木々がある山道に戻り、緩やかな登りが続く。要所で展望が広がる場所もあった。

1合目以降日陰が少ないので、木がある木陰を見つけては小休憩を取りながら進む。最後の方はススキ畑に囲まれた道を抜け、だだっ広い平野の登山道が3合目まで続く。
【8:49】3合目に到着。
3合目には休憩小屋とトイレがあり、休憩している人も多い。ココでザックを下ろし、トイレを済まし、行動食のドライフルーツを食べながら中休憩。10分ほど休憩してから出発。

3合目 ~ 5合目

【9:00】3合目を出発。
3合目から4合目までの間はやけに短い。緩やかな登り道を10分ほど歩き、あっさり4合目に到着。振り返ると3合目の小屋がまだ見える距離。そんなに大した登りでもなかったし、合目表示の看板も結構アバウト?

4合目から5合目まで再び木々に覆われた登山道となるが、その区間も短く10分程で5合目到着。

なんと!5合目には茶屋があり自動販売機が設置されている!コース上に山小屋があるのは珍しくないが、自動販売機がある登山道は初めて!まさに掟破りの嬉しい光景。自販機はともかく茶屋の存在を知っていれば、水は半分の量で良いことになり、荷物ももっと軽くなったのに。

ちなみに、5合目は弥高・上平寺尾根との合流地点。茶屋の後方あたりに、弥高・上平寺尾根の登山道があったはずだが、看板もなかったため全く気付かず。

結局5合目の茶屋では何も買わず、休憩もとらず出発。

5合目 ~ 7合目

5合目以降、伊吹山の山容が露わになる。通常、山頂が見えることは、山頂が近いことを意味しているためポジティブに捉えることができる。しかし、5合目の早い段階で見えてしまうと「これからココ登るのか~」ってむしろモチベーションダウン。

そして5合目以降、全く日陰がなくなる。今回は帽子を忘れていたので、ココから先はタオルを頭に巻いて登ることにした。この日は良くも悪くも雲ひとつない晴天なので、タオル巻かないと頭が焼ける。
6合目あたりから、標高も1,000mを越えるため、景色にも高度感が感じられる。ただ登山道は5合目以降代わり映えなし。ひたすら九十九折の蛇行した登山道を山頂目指して登る。

7合目 ~ 9合目

7~8合目間に「行導岩」なるものがある。遠くの岩に小さな祠が見えるが、見たところ行導岩に行く道はなく、遠くから眺めるだけのようだ。「行導岩」以降、登山道に大きな岩が目立つようになってきた。

7合目過ぎたあたりから、体力的にきつくなり始める。登山者も多く、前後を歩いている人のペースに影響を受けるので、自分のペースが保ちにくく余計しんどかった。
【10:04】8合目に到着。

8合目にはベンチが設置されており、休憩している人が多い。小さな祠がペシャンコになっていた。どなたが祀られているのかわかりませんが、なんか気の毒。早く修復されることを祈っております。

前後を歩いていた人ほとんどが8合目で休憩するため足を止めたので、自分のペースを取り戻すためにココは休憩しないですぐに出発。前後に人がいなくなったおかげで、8合目以降は自分のペースで歩くことができた。

9合目(伊吹山頂遊歩道)

【10:19】9合目と思われる伊吹山頂遊歩道に到着。
途中に9合目の看板はなかったので、恐らくこのあたりだと思われる。伊吹山頂遊歩道まで出ると、ドライブウェイ利用の観光客と合流するため、人が倍増。ひとまず、近くに見えた展望台へと向かう。

伊吹山の山頂

人は多いが、山頂スペースが半端無く広いので、手狭感は全くない。芝生に寝転ぶと天気が良いので気持ちがいい。山頂には数件の茶屋があり、飲食はおろか、ソフトクリームや観光グッズまで販売している。そのためか、ガスバーナーを使って昼食を作ってる人は殆どいない。

日本武尊(ヤマトタケル)の像は丁寧に祀られているが、山の神である筈の白猪さまの前には看板が立てかけられており、なんともぞんざいな扱い・・・(汗)。

山頂からの展望は360度開けている。琵琶湖がもう少しクリアに見えるかと思っていたが、残念ながら霞がかかっていた。また、この日の前日に御嶽山が噴火しているが、微かに噴煙らしきものが空の彼方に見えた。

下山(伊吹山頂~登山口)

写真撮ったり、食事したりで2時間30分ぐらい山頂に滞在。帰りに、関ヶ原に寄りたかったので、13時ごろから下山開始。

コースはピストンなので、特筆すべき点はないが、登山者と下山者がどちらも多い時間帯。6~9合目付近で登ってくる道が狭いため、登山者同士が交錯して、歩きにくかった。
【14:48】上野登山口に到着。お疲れ様でした。

伊吹山コースタイム

予定 実際 場所
- 07:50 1合目
- 08:07 2合目
- 08:49 3合目
- 09:10 4合目
- 09:20 5合目
- 09:38 6合目
- 09:48 7合目
- 10:04 8合目
- 10:19 9合目
- 10:34 ~ 13:00 伊吹山頂
- 14:48 上野登山口

伊吹山の難易度

難易度

09/30

総合難易度
必要体力 体力難易度3
コース距離 コース距離難易度2
所要時間 所要時間難易度2
危険度 危険度難易度0

登山難易度 登山難易度4
小屋・水場 小屋・水場難易度0
アクセス アクセス難易度2

総合難易度 総合難易度3
※ 28,752歩(1日の歩数)
※ アクセスは京都基点
評価基準の詳細はこちら。

標高1,377mだからと言って侮ると痛い目を見る。体力的にはそれなりにキツイ山。それもそのはず、登山口の標高が低く、標高差は1,157mあるから。ありがたいのは、○合目看板などもきちんと立てられており、体力配分が行いやすい点。

また、日陰が殆どなく、9月でも相当暑かったので、7~8月に登るなら熱射病対策は必須。特に5合目以降の日陰は皆無のため、脳天が焼けるように暑く、体力も奪われる。

体力的にはキツイ反面、危険箇所もなく、遭難の可能性も殆どないため、親子登山がやたらと多い。危険度の低さ以外にも、日帰り前提の山、山頂スペースも広い、茶屋も充実など、子供が登るには最適な山なのかもしれない。特に難易度を和らげている有り難い要因は、5合目の茶屋(自動販売機)。この茶屋の存在、登山者にとっては相当有り難い。

伊吹山最大の魅力は、なんと言っても登山道の景観の良さ。2合目から展望が開ける山も珍しい。体力面さえカバーできれば問題のない山なので、総合的な難易度としては高くない。

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